最新のエコブースト・エンジンを搭載したクラシックな「シェルビー・マスタング」が誕生!
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フォードの最新式「エコブースト」エンジンのターボパワーを、クラシックなマスタングのスタイルで楽しみたいという人に朗報だ。オクラホマ州のクラシック・リクリエーションズ(CR)は、1960年代の「シェルビー・マスタング」を復刻生産した車両に、エコブースト・エンジンを搭載したモデルを発売すると発表した。

ご存じない方のために説明しておくと、CRはクラシックなシェルビー・マスタングの"継続生産車"を製造することに特化したコーチビルダーだ。同社の製品は基本的に1960年代に販売されていたマッスルカーのレプリカだが、シェルビーから正式に認可を受けているため、"継続生産車"(continuation cars)を名乗る。これまでCRが手掛けて来たマスタングは、主として現代の「コヨーテ」と呼ばれるエンジンや、60年代当時の「ウィンザー」エンジンのブロックをベースにしたV8を搭載し、最高出力は420hpから1,000hpにチューンされている。しかし今回、より軽量で燃費の良いエコブースト・エンジンも選べることになった。

1966年スタイルの「GT350 CR」と1967年スタイルの「GT500 CR」に、新たに搭載されることになったエコブースト・エンジンは、現行型フォード車でお馴染みの3.5リッターV6ツインターボ。標準スペックで最高出力365hp、最大トルク58.1kgmを発揮する。フォード「F-150」や「エクスペディション」のものと同型だ。さらに新型「フォードGT」のエンジンに近づけるため、大型ターボチャージャーの採用などにより600hp以上にチューンすることも可能だという。フラットなトルクカーブと、軽くなったフロント・ノーズを備える、魅力的なターボ・シェルビーが誕生した。

このほか、特に中国市場に向けて、CRはフォード「フォーカスST」に搭載されている2.0リッター・エコブースト直列4気筒エンジンを搭載したシェルビーも提供するという。最高出力は252hpから300hpへ、最大トルクは37.3kgmから49.8kgmへとそれぞれチューンアップされ、エンジン単体の重量はわずか約136kgとさらに軽量だ。新型「マスタング エコブースト」の最高出力310hpより少しだけ劣るものの、最大トルクは同車の44.2kgmをかなり上回り、しかもクラシックなスタイリングを纏う。

価格はまだ発表されていないが、気になる人は公式サイトをチェックしておこう。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー