空気力学を考慮したものから馬鹿げているほど巨大なものまで! 史上最高のフードスクープはどれ? 
ボンネットからエンジン・ルームに空気を取り込むフードスクープの登場は、自動車の歴史をかなり遡る。最盛期は、デトロイト製マッスルカーの黄金時代であった1960年代後半から1970年代前半にかけてだが、21世紀のクルマの多くにもまだ備わっている。この数十年の間には、すばらしいフードスクープが数多く登場した。

おそらく、人気があるのは、ランボルギーニ「エスパーダ」に見られる科学的な形状のNACAダクトか、プリムス「ロードランナー」に用意された愉快で滑稽なエアグラバー、あるいはダットサン「フェアレディ ロードスター」のボンネットの幅いっぱいに広がるフードスクープではないだろうか。



筆者のお気に入りは、V8エンジンを搭載し、販売台数が非常に少なかったアメリカ市場向けのローバー「3500」に付けられた3つのスクープだ。このスクープで最高なのは、フードの下側に夏あるいは冬に適したエアフローバルブがあること。これは、暑い季節にはエンジンの冷却機能を高め、寒冷な状況ではワイヤリングハーネスから発生する煙を外部になるべく漏らさないためだ(とされている)。

みなさんのお気に入りのフードスクープは、どれだろうか?


By Murilee Martin
翻訳:日本映像翻訳アカデミー