元インディカー・レーサーのラファエル・マトス、ドーピングによりブラジルで出場停止処分に
ストックカーのレーサー、ラファエル・マトスがドーピング検査で陽性を示したとして、母国ブラジルのレーシング協会から2年間の出場停止を言い渡された。

マトスは、かつては米国のオープンホイールレース界で、期待の星として注目されていたレーサーだ。2007年にはチャンプカー・アトランティックで、2008年にはインディ・ライツでチャンピオンに輝くなど、華々しいキャリアを積み上げて、2009年にインディカー・シリーズに参戦。しかし、この大きな舞台では活躍することが叶わず、チャンピオンはおろか、一度も表彰台に上ることはなかった。

2011年にインディ500で予選落ちして以降、マトスはブラジルのストックカー・レースで戦っており、昨シーズンはチャンピオンも獲得している。だが、今年10月に同国クリチバで開催されたレースで通常のドーピング検査を受けた際に違反が発覚し、30日間の暫定的な出場禁止処分を勧告された。今回、それが正式に2年間の出場停止処分となったため、マトンは2018年まで出場の資格を失うことになる。再びレースに参戦できるようになる頃、彼は36歳だ。

また、先日の同レースで初優勝したルカス・フォレスティも、やはり検査で陽性反応が認められ、暫定的な出場停止処分になっている。現在はまだ処分が確定していないが、もし規則違反と判断されれば、優勝を剥奪され、マトスと同等の処分となるだろう。モータースポーツ情報メディア『Motorsport.com』によれば、ブラジルのストックカー・シリーズでは過去6年の間に、5人のドライバーがドーピングにより処分されているという。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー