今年も頑張った自分へのプレゼントに、「トヨタ 2000GT」はいかが?
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もうすぐクリスマス。愛する人達に贈るプレゼントはもう準備されただろうか。
...という書き出しなら、本来はここで"クリスマス・プレゼントに最適なグッズ"でも紹介するところだが、今回は少し趣向を変えて、今年1年、頑張った自分へのご褒美として、憧れの名車を手に入れることをご提案してみたい。まだ今年は実車に手が届かないという方なら、ちょっと大きな1/12スケールのモデルカーはいかがだろう。



例えば、京商が11月に起ち上げたばかりの新ブランド。日本車に拘り、"佇まい"に拘ったシリーズは、その名も「samurai」という。第1弾には、もうあのクルマしかないと誰もが納得する、「トヨタ 2000GT」が選ばれた。世界に誇れる本格スポーツカーを目指し、トヨタ自動車がヤマハ発動機の協力を得て作り上げた、美しいフロント・エンジンのクーペである。1967年に"カローラ6台分"に相当する238万円で発売されたトヨタ 2000GTは、それでも1台製造するごとに赤字が膨らむと言われ、試作車や輸出用を含めても僅か337台が生産されたに過ぎない。"幻の名車"と言われる所以である。





海外のオークションでは1億円を超える値が付いたトヨタ 2000GTも、モデルカーなら数千円も出せば様々な製品が手に入る。だが、今年も頑張って働いた自分に対する一年分のご褒美なら、普段から気軽に買えるようなものでは見合わない。手にしたときにそれなりの充足感が得られなければ、と思うのだ。全長348mmにもなる1/12スケールは、京商の方が言うには「家に持って帰って飾ると、思った以上に大きく感じますよ」とのこと。ほとんど、15インチのノートPCを半分に切ったくらいの大きさである。箱から取り出し、机の上に置いて眺めれば、その存在感に"買っちゃった..."というカタルシスを得られるに違いない。




レジン製のボディは、「まるで実車のようだ」ではなく、「実車と錯覚した」と思わせるレベルを目指したという。残念ながらボンネットを開けて2.0リッター直列6気筒DOHCエンジンを見ることはできないものの、その代わり価格はこのサイズとクオリティを考えれば、比較的手に入れやすい3万2,000円(+消費税)に抑えられている。ドアも開閉できないが、サイド・ウィンドウから精密に再現された内装を覗いて悦に入ることはできるだろう。ボディ・カラーは実車の純正色の中から「ペガサス・ホワイト」と「ソーラー・レッド」の2色が用意されている。少量生産なので、もし今回の生産分が売り切れたら、京商の方によれば「他の製品を生産しなければならないので、同じ車種を増産はしません。もし再生産するとしたら、例えば別のボディ・カラーにするとか。同じ仕様では再販しないでしょう」とのこと。是非とも欲しいという方はお早めに購入された方がよいだろう。



京商で担当された方のお話によれば、suamuriブランドでは主に現行車を、より手頃な1/18スケールで製品化し、1/12スケールでは歴史に残る日本の名車を、年に一度か二度のペースで発売していきたい、と考えているそうだ。第2弾もすでに計画されているそうで、こっそり候補に上がっている車名を教えていただいたら、なるほどと思わず笑みがこぼれた。まだここに書けないけれど、ヒントはトヨタ 2000GTと同時代の同じくらい流麗な日本製スポーツカーである。

実物を見せられたら思わず安い、と感じてしまったけれど、冷静に考えればモデルカーに3万円はなかなか出せる金額ではないことも承知している。だからこそ、クリスマスやあるいは誕生日にでも、毎年1台ずつ手に入れるという買い方をお勧めしてみたい。歳を重ねることが、より少しでも楽しく思えるようになり、また1年頑張ろうという気分になれれば、それこそ本当に安いものではないだろうか。


京商 公式サイト:1/12 scale samurai Toyota 2000GT
http://www.kyosho.com/jpn/products/diecast/special/2000gt.html