【ビデオ】BMW「M4 GTS」、ニュルブルクリンクで7分28秒のラップタイムを記録
Related Gallery:2016 BMW M4 GTS

BMWが10月に東京モーターショーで世界初公開した「M4 GTS」は、ニュルブルクリンク北コースで7分28秒というラップ・タイムを記録したと伝えられていた。これは大変誇らしい話ではあるが、エンスージアストからの要望に応え、今回ついに、その証拠となる動画が美しい4K画質で公開された。

このビデオでは、BMWの高性能車部門から送り出された限定モデル、M4 GTSが"グリーン・ヘル"と呼ばれる難コースを駆け抜ける様子を、車載カメラの映像で観ることができる。ステアリングを握るのは、M GmbHのエンジニアでレーシング・ドライバーのヨルグ・ヴァイディンガー。映像のバックには、全長14マイル(約23km)のサーキットをいかに走ったかを克明に解説する彼のナレーションも入っている。これは北コースのシーズン・パスを持つ人には役立つかもしれないが、そうでない我々の興味はラップ・タイムと、それがどのような意味を持つかの方にある。簡単に言えば、7分27秒88というタイムは、新型GTSがこれまでのM3/M4シリーズで最も速いというだけでなく、ニュルブルクリンクを走ったBMWの市販車で最速ということになるのだ。

M4 GTSは、旧モデルの「M3 CSL」(7:50)や、ベースとなった現行モデルの「M4」(7:52)のタイムを、いとも簡単に上回ってしまった。さらには「Z8」「M5」「M6」といった、よりパワフルなモデルをも凌いでいる。BMW製のエンジンを搭載したレース用マシンやオートバイ、そしてプロトタイプといったほんの一握り(「マクラーレン F1」は言うまでもないとして)が、これより速いタイムを記録しているが、四輪の一般的な市販モデルとしては、新型M4 GTSがニュルブルクリンク最速のBMWということになる。

そして、フェラーリ「458イタリア」、マクラーレン「MP4-12C」ポルシェ「カレラGT」など、ミドシップのスーパーカーたちのタイムさえ、フロント・エンジンで2輪駆動のBMWが迫るあるいは打ち負かしてしまったということは、本当に驚くべき事件と言っていいだろう。



By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー