日産からレンジ・エクステンダーEVが2016年に登場
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オーストラリアの自動車情報メディア『Motoring』によるインタビューで、日産のEV・HEVバッテリー開発部主管を務める下井田良雄氏が、2016年に登場するレンジ・エクステンダー用エンジンを備えたバッテリー式電気自動車について言及した。それによると、日産が「シリーズ・ハイブリッド」と呼ぶ技術は、内燃機関(ガソリン・エンジン)を搭載するものの、これはタイヤにパワーを送るためではなく、発電専用に使われるそうだ。そして、これを搭載するクルマは次期型「リーフ」ではないという。

電気自動車(EV)とハイブリッド車で別の車種を販売するという手法は、シボレーにも見られる。シボレーはレンジ・エクステンダーEVの「Volt(ボルト)」を販売する一方、エンジンを持たない純粋なEVとして「スパークEV」も販売している。ちなみに次世代型EVは2017年に「Bolt(ボルト)」として発売になる予定だ。これに対し、BMWの「i3」では、同一車種の中で純粋なEVまたはレンジ・エクステンダーのどちらかを選ぶことができる。下井田氏は今のところ、それ以外のことについては何も明らかにしていないが、「来年にはこの新型モデルの名前を発表する」と明言している。

これを聞くと日産のエコカーに対する期待はさらに高まるだろう。今年の東京モーターショーで展示された「ニッサン IDSコンセプト」は次世代「リーフ」を予感させるが、新しいシリーズ・ハイブリッドではどのクルマがベースになるのだろうか。現行のプラットフォームの中からなら、「ノート」である可能性が高い。あるいは、今年3月のジュネーブ・モーターショーで公開されたコンセプトカー「スウェイ」(上の写真)の市販モデルに採用されるのかもしれない。きっと世界中のハッチバック・ファンの注目を浴びることになるだろう。


By Jonathon Ramsey
翻訳:日本映像翻訳アカデミー