フォード、カリフォルニア州で2016年から自動運転車の公道走行テストを開始(ビデオ付)
フォードは12月15日(現地時間)、米国カリフォルニア州の公道で自動運転車の走行テストを行う認可を取得したことを発表した。2016年から完全自動走行車の「フュージョン ハイブリッド」を使って公道でテスト走行するという。同社が今年の1月に同州シリコンバレーに新たに開設した研究センター、「リサーチ・アンド・イノベーションセンター・パロアルト」がこの最先端技術の開発拠点となる。

同州での走行実験は、フォードの10年にわたる自動運転技術の開発計画を成功させるための鍵となる。同社は2012年に設立した技術開発の拠点「シリコンバレー・ラボ」において、オブジェクトを感知・追跡するセンサー装置の改良などといった新技術の開発を進め、カメラによる歩行者の探知など、安全技術の向上にも取り組んでいる。

2013年末にこのフュージョン・ハイブリッドを公開して以来、同社は自動運転技術開発の重要性を強調してきた。スタンフォード大学と提携し、周囲のドライバーの行動を予測するためのアルゴリズムの開発に取り組み、このフュージョンで、ミシガン州アナーバーにあるミシガン大学の実験施設「MCity(エムシティ)」では初めてとなる自動運転車のテスト走行を行っている。

カリフォルニアでテスト走行を行うことにより、フォードには競合他社の動向に目を光らせることができるという利点もある。同州では、Googleが自社開発した自動運転車で、時折衝突事故を起こしながらも、総合すると120万マイル(約193万km)以上の自動運転走行を続けており、アウディもまたテスト走行の認可を取得しているからだ。フォードのテスト走行についての詳細はプレスリリース(英語)をご覧いただきたい。




By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー