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日産が数カ月前に「パスファインダー ハイブリッド」の販売終了を発表して以来、インフィニティ「QX60 ハイブリッド」の先行きは暗いと思われていた。というのも、「QX60」と「パスファインダー」は内外装が異なるものの、その中身はほとんど共通だからだ。ところが、インフィニティは2016年モデルとしてリフレッシュさせた7人乗りクロスオーバー「QX60 ハイブリッド」を、来年も販売し続けると発表した。

ハイブリッド・システムはこれまでと変わらず、2.5リッター直列4気筒スーパーチャージャー付きエンジンに電気モーターが組み合わされ、最高出力250hp、最大トルク33.5kgmを発揮する。2016年モデルには、車内に伝わる騒音や振動を減らすため、液体封入式アクティブエンジンマウントが新しく採用されているという。また、ハイブリッド・モデル以外も引き続き用意され、自然吸気3.5リッターV6エンジンは最高出力265hp、最大トルク34.2kgmを発生する。両モデルとも前輪駆動が標準だが、オプションで全輪駆動も選べる。

新しくなったフロントフェイスはインフィニティの他のモデルと比べて格段に魅力的で、テールライトも従来型よりスタイリッシュな仕上がりとなっている。インフィニティはエクステリア・デザインに「高級な見た目と質感を与えた」と言っており、確かにこれまでより良くなっているが、日産 パスファインダーがベースであることは隠しようもない。

サスペンションはショックアブソーバーとスプリングが変更され、乗り心地が向上したという。速度感応式の電動パワーステアリングも設定を見直すことで、レスポンスと路面からのフィードバックが改善されているそうだ。ドライバーは天候や走行スタイルに合わせて「インフィニティ・ドライブ・モード・セレクター」を「スタンダード」「スポーツ」「エコ」「スノー」に切り替えることができる。これらの走行モードがどれほどQX60のドライビングを改善させるかは不明だが、正直なところ今までにこのラグジュアリーなクロスオーバー車のゆったりとした走りに不満を感じたことはない。

先日開催されたメディア向けのイベントで公開された2016年型QX60は、1月11日に開幕する北米国際オートショーで公式デビューする予定だ。さらなる情報を知りたい方はプレスリリース(英語)をどうぞ。


By Steven J. Ewing
翻訳:日本映像翻訳アカデミー