ヴィクトリー・モーターサイクルズ、未来のアメリカン・クルーザーを表すコンセプト「コンバスチョン」を発表
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アメリカン・クルーザーをモダナイズしてきた、ヴィクトリー・モーターサイクルズ。今回ご紹介するのは、次のステップを象徴する1台だ。「コンバスチョン(Combustion:「燃焼」という意味)」と呼ばれるこのコンセプトは、ヴィクトリーが今後アイオワ州の工場から登場する次世代バイクを表現したシリーズの3作目となる。クルーザー愛好家にとっては、最高に気になるコンセプトバイクだろう。

今年11月にEICMA(国際モーターサイクルエキシビション)で公開されたヨーロッパ風デザインの「イグニッション・コンセプト」や、パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムで走った競技スペックの「プロジェクト156」と同様に、コンバスチョン・コンセプトはヴィクトリーの新設計されたエンジンを搭載している。新しいパワートレインは、クルーザーに相応しいクラシックな60°V型2気筒エンジンだが、水冷や4バルブシリンダーなどの現代的なテクノロジーが採用され、1,200ccの排気量も十分だ。このエンジンは、ヴィクトリーが来年から販売を開始するモデルにも積まれる予定だ。

この新しいエンジンを引き立てる車体を作り上げたのは、3世代続くカスタムバイク・ビルダーであり、伝説的なアレン・ネスの孫にあたるザック・ネス。ザックと彼のチームは、クラシックなアメリカン・クルーザーをこれまでと同様に流麗なスタイルに仕上げた。彫刻的なセミマットなシルバーのボディには、控えめなピンストライプのフレームが描かれている。ヘッドライトのフェアリングはピンと張り、フェンダーは短く、MagnaFlow(マグナフロー)製のエキゾーストは高い位置にタイトに装着。合金製ワイヤースポークホイールが足元を支え、ブレンボ製のブレーキがしっかりと制動する。ミラーはもちろん必要ないので装着していない。

ヴィクトリーは、米国ニューヨーク市にあるジャヴィッツ・センターで行われたインターナショナル・モーターサイクル・ショーにおいて、この完成品を公開した。すでにポートランド、サクラメント、ロングビーチを回ったこの展示会は、年明けを挟んでマイアミ、ダラス、ミネアポリス、シカゴ、フェニックスでも開催される。しかし、現地に行けないという皆さんもご安心を。細部まで撮影した写真をご用意したので、プレスリリース(英語)と共にご覧いただきたい。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー