ジャガー、フォーミュラEにマニュファクチャラーとして参戦すると発表!
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ジャガーは15日、シングルシーターの電気自動車による初の世界選手権であるFIAフォーミュラE選手権に、第3シーズン(2016年秋開催予定)からマニュファクチャラーとして参戦し、モータースポーツ界に復帰することを発表した。

ジャガー・ランドローバーは、フォーミュラEへの参戦が「モーターやバッテリー技術を含む、将来のEVパワートレインの開発を推し進める貴重な機会」になるとしている。

また、F1チームで有名なウィリアムズの一部門で、電動パワートレインに関する経験と実績を持つウィリアムズ・アドバンスド・エンジニアリングが、テクニカル・パートナーとして協力することも同時に発表された。ウィリアムズ・アドバンスド・エンジニアリングは、ジェームズ・ボンド映画の最新作『007 スペクター』に登場するハイブリッド・スーパーカー「C-X75」の開発でもジャガーと連携したことがあり、フォーミュラEで使用される電動レーシングカーに電力を供給するバッテリー・システムの開発にも貢献している。

ただし、ジャガー・ランドローバーがフォーミュラEに参戦する初の自動車メーカーというわけではない。アウディはABTをサポートしているし、ルノーはe.damsチーム、PSAプジョー・シトロエン傘下のDSブランドがヴァージン・レーシングを支援している。また、BMWはこのレースにセーフティカーを提供しており、メルセデスボルボも参戦に強い関心を見せていると報じられている。

ジャガーは現在、ヴィンテージカー・レースに参加しており、ランドローバーはボウラーのオフロードレースカー・シリーズに出場している。しかし、同社が国際的なトップレベルのレース・プログラムを支援したのは、ジャガー・レーシング(現在のレッドブルチーム)がF1で競っていた2000~2004年の期間が最後だ。伝統的に得意とするスポーツカー・レースではなく、電気自動車フォーミュラという分野を選んだことについて、ジャガー・チーム・ディレクター、ジェームズ・バークレー氏は次のようにコメントしている。

「モータースポーツ界への復帰にあたり、さまざまな選択肢を綿密に調査・検討してきました。ジャガーにとって、それだけ重要な決定であり、妥協の許されない、正しい選択が求められていたのです。当社の将来のEVプランを考慮すれば、フォーミュラEという選択は当然の結果で、そのメリットは数えきれないほどあると考えています。そして、FIAと主催者は、この選手権の将来に関して、非常に魅力的な計画を立てています。ジャガー・チームとして、このシリーズに参戦する最初の自動車メーカーの1社となれたことを誇りに思います。初戦を控え、やるべきことは山積みですが、この挑戦は楽しみでもあります。このエキサイティングなプログラムを通じて、新しい世代のファンをジャガーに迎えることができることも期待しています」

チーム体制、ドライバー、パートナーの発表などを含むジャガーのモータースポーツ界への復帰についての詳細情報は、シーズン開幕に向けて順次発表される予定だという。





By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー