シボレーの新型「マリブ・ハイブリッド」は燃費20km/L、価格350万円から
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GM(ゼネラルモーターズ)は、4月に発表した2016年モデルのシボレー「マリブ・ハイブリッド」でハイブリッド車の、さらに中型セダンの主流になることを目指している。

同社はこの目標に加え、マリブ・ハイブリッドの販売予定価格が輸送費875ドル(約10万円)を含めて、2万8,645ドル(約350万円)であると発表した。発売は2016年春になるという。この価格はフォード「フュージョン・ハイブリッド」より約3,000ドル(約36万円)、トヨタ「カムリ・ハイブリッドLE」より約2,000ドル(約24万円)高額となる。

そんなマリブ・ハイブリッドの売りは、何と言っても燃費の良さだ。市街地で48mpg(約20.4km/L)、高速道路で45mpg(約19.1km/L)、市街・高速道路の複合モードで47mpg(約19.9km/L)を達成できるとGMは見積もっている。この数値は他社のどの最新中型ハイブリッド・セダンよりも優れている。パワートレインは1.8リッター直噴エンジンに1.5kWhリチウムイオン電池を用いた2個の電気モーターの組み合わせで、182hpを発生する。カムリ・ハイブリッド、フュージョン・ハイブリッドに並ぶ性能だ。GMによると、搭載されているシステムは新型シボレー「ボルト」のものと基本的に共通だが、バッテリーがより小型に、ガソリン・エンジンはより大きくなり、そして充電用プラグが付かないという。話題のレンジエクステンダー付き電気自動車の技術が応用されているとなると、ますますマリブ・ハイブリッドには期待が高まる。

燃料価格の下落や完全な電気自動車の台頭など、ガソリンと電気を使うハイブリッド車であるマリブや新型トヨタ「プリウス」を取り巻く環境には、さまざまな動きがある。ガソリン・エンジンのみを搭載する2016年型「マリブ」への評価は、"少なくともまた良くなった"という程度だった。マリブ・ハイブリッドなら、程よい中型セダンで優れた燃費性能のクルマを手に入れたいという人々の期待に応えられるはずだ。実際に運転してみるまでは、そう思うことにしよう。


By Zac Estrada
翻訳:日本映像翻訳アカデミー