次世代型ランドローバー「ディフェンダー」は、「(奇抜な)コンセプト・モデルのようにはならない」
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次期型ランドローバー「ディフェンダー」が、これまで同社から発表されたコンセプトカーのようになるとは期待しない方がいい。それから長年、農場や禁猟区を走ってきた、荒っぽくて非常にシンプルなSUVと同じ物も期待しない方がいいだろう。ランドローバーのデザイン・ディレクターであるジェリー・マクガバンが次世代のオフローダーについて米自動車メディア『オートモーティブ・ニュース』に語っている。

最も興味深いのは、次世代型ディフェンダーの外観について、「一目見て、ディフェンダーだと分かるだろう。現代的なディフェンダーだとね。でも、今まで発表されたコンセプトとは似ていないんだ」と語っていることだ。

それでは、このランドローバーで最も実用的なオフローダーの外観はどうなるのだろうか? 過去に発表された幾つかのモデルがその傾向を示しているとすれば、「レンジローバー・イヴォーク」のような美しいボディを期待してしまう。だが、おそらくもっと直線的な箱型が強調された外観になるだろう。「ディスカバリー4(米国名:LR4)」の後継モデルのスパイショットを参考にし、もっと実用的で角張ったデザインをそこから想像すれば、筆者の言っていることが分かっていただけると思う。

ブランドのラインナップにおけるディフェンダーの位置付けも本格的に変わる。マクガバン氏は、これまでと同じく非常に実用的なキャラクターを持つと約束しているが、よりマスな市場へアピールすべく、武骨さは薄まり高級化されるようだ。この次世代型オフローダーを、1万台ではなく10万台売れるようにする必要があると同氏は同メディアに説明している。

「(これまでのディフェンダーの)アイデアを好きな人は多いが、購入するには至っていない」とマクガバン氏。「私はデザイナーだからデザインすることが好きだが、その一方でビジネスマンでもある。長期にわたり企業生命を維持し、事業に再投資するためには望ましい結果を得られるだけの台数を生産しなければならない」とも述べている。

ブランド内での新しい位置付けに加え、次期型ディフェンダーには、引き続きさまざまなボディ・スタイルが展開されると同メディアは報じている。2種類の2ドア・モデルとロング・ホイールベースの4ドア・モデル、そして2ドアと4ドアのピックアップが登場する予定だという。

現行型ディフェンダーは間もなく生産終了となる。新型の発表は2018年、欧州で開催されるどこかのモーターショーになるだろう。ただし、時期が変更されるのはよくあることだ。公開が遅れるのではなく、早まることを願おう。


By Brandon Turkus
翻訳:日本映像翻訳アカデミー