新型フォード「フュージョン」、北米国際自動車ショーでお披露目へ

我々は以前、匿名の何者かが公開した新型フォード「フュージョン」をぼやけた写真で既に見ている(上の画像)。だからといって、来年1月11日から開催される北米国際自動車ショーでの正式公開前に、フォードがこのクルマをすっかり見せてしまおうという気になったわけではない。しかし、どの自動車メーカーも発表前のチラ見せは大好きなようで、フュージョンのようなお堅いクルマも例外ではなさそうだ。

実際、フォードは12月10日にデトロイトで行われたオートショーのプレビューイベントで、黒いカバーに覆われたクルマの姿を公開しており、その脇には「トップシークレット:2016年1月11日まで移動禁止」と書かれたボードが置かれていた。巷では、このベールに包まれたクルマはただの新型フュージョンではなく、プラグイン・ハイブリッド(PHV)の「フュージョン エナジー」ではないかと言われている。フォードがここ最近の戦略を踏襲するとしたら、フュージョン エナジーと標準モデルはほぼ同じ外観になると思われる。カバーに覆われたクルマの横にコードが接続されているが、これが完全な電気自動車(EV)でないことは明らかなので、PHVのエナジーに違いないというわけだ。

以前のリーク情報によれば、新型フュージョンは目立った変更はないものの、グリルの幅が広くなり、ヘッドライトも新しくなるそうだ。この新型モデルが実際にどのような外観になるとしても、現行モデルから大きく変化しないことは確かだろう。もちろん我々の興味は、見た目よりもパワートレインや燃費の性能向上にある。現行のフュージョン エナジーの燃費は、複合モードで38mpg(約16.1km/L)、市街地で40mpg(約17.0km/L)、高速道路で36mpg(約15.3km/L)、PHVとしての複合モード燃費は88MPGe(約37.4km/L相当)となっている。今回のマイナーチェンジでこれらの数字に大きな変化があるという噂は聞こえてこないが、フォードがフュージョンにどんな改良を施してくるか、来月まで楽しみに待つばかりだ。


By Sebastian Blanco
翻訳:日本映像翻訳アカデミー