総額約15億円のフェラーリ・コレクションがオークションに
いつだってフェラーリは自動車オークションの主役だが、2016年1月29日と30日に米国アリゾナ州スコッツデールで開催されるグッディング&カンパニーのオークションでは、個人が所有する最高の跳ね馬コレクションが出品される予定だ。その予想落札価格の総額は1,200万ドル(約14億6,000万円)にも上るという。

今回出品されるのは、フェラーリ・コレクターとして広く知られているTony Shooshani氏の所有車。同氏は「599XXエボリューション・パッケージ」や「ラ フェラーリ」、わずか6台しか生産されなかったロードスター「ピニンファリーナ セルジオ」、貴重な「288 GTO」、そしておまけに「エンツォ」と名付けられたアラブ種の種馬を所有しているという。これらは引き続き同氏の元にとどまるものの、ガレージにある他の注目に値するクルマが売りに出されることになり、コレクターにはたまらない機会が訪れるというわけだ。

出品されるコレクションには、3台のスーパーカーが含まれる。「エンツォ」は240万~280万ドル(約2億9,000万~3億4,000万円)、「F50」は250万~290万ドル(約3億~3億5,000万円)、「F40」は130万~160万ドル(約1億6,000万~1億9,000万円)での落札が予想されている。クラシックカー・ファンの興味を引きそうなのは、1960年代の「250GTルッソ」(220万~250万ドル:約2億7,000万~3億円)、「250GTシリーズIIカブリオレ」(200万~230万ドル:約2億4,000万~2億8,000万円)、「ディーノ206GT」(70万~80万ドル:約8,500万~9,700万円)の3台だろう。さらに「512BBi」(40万~47.5万ドル:約4,900万~5,800万円)と「328GTS」(12.5万~15万ドル:約1,500万~1,800万円)という80年代モデル2台も出品される。

「ベルリネッタ・ボクサー(BB)」シリーズはフェラーリで初めて12気筒ミッド・エンジンを搭載したスーパーカーで、512BBiはその最高傑作だ。米国では正式には販売されなかったが、米国人の手に渡った車両もあった。今回出品される1台は、レーシング界のレジェンド、米国人ドライバーのAJフォイトがかつて所有していた車両だ。

このコレクションの予想落札価格の総額は少なくとも1,030万ドル(約12億5,000万円)、高く見積もると1,350万ドル(約16億4,000万円)にも及ぶという。莫大な金額ではあるが、質の高い多くの車両が手に入るのだ。自由になる億単位の資金があり、何か投資するものを探している人にとっては、これは良いチャンスかもしれない。詳しく知りたい方は公式サイトのプレスリリース(英語)をどうぞ。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー