国土交通省、硝酸アンモニウムを使ったタカタ製エアバッグの使用停止を指導
11月の米国運輸省(DOT)による決定に続き、日本の国土交通省はインフレーター(ガス発生装置)に火薬である硝酸アンモニウムを使ったタカタ製エアバッグを段階的に搭載停止するよう、自動車メーカーに指導することを発表した。開発中の新型車については同様のインフレーターの使用を禁止。継続生産車においては、安全のため乾燥剤を入れていないインフレーターの搭載を、運転席側は2017年まで、助手席側は2018年までに停止する。

米国では、タカタに対する7,000万ドル(約86億円)の制裁金の一部として、DOTはタカタが硝酸アンモニウムを使ったインフレーター供給に関する新たな契約を結べないように命令。さらに、2018年12月31日までに、現在製造販売している部品を順々に除去しなければならない。さらに今後5年間、独立した第三者がタカタを監視することになっている。

タカタ製インフレーターの破裂は死者8人と100人以上の負傷者を出したとされている。専門家によると、硝酸アンモニウムの火薬は時間の経過とともに湿気を吸収しエアバッグが作動すると勢いよく発火するという。最近の調査結果では、少なくとも10年間、タカタは内部の試験で見つかった不具合を隠していた疑いがあると報告されている。

タカタのインフレーター不具合に関するリコールは、世界中で膨大な数のクルマに影響をもたらし、米国内では対象車が1,920万台に達している。最近もトヨタが日本国内で販売された161万台以上のリコールを発表するなど、この影響はまだ増え続けているようだ。国交省によると、日本国内におけるリコール対象車の内、10月末時点で改修されているものはまだ約48%だという。


Honda Drops Takata, Parts Company Fined by US Regulators | Autoblog Minute

By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー