【噂】ジャガー・ランドローバーが、本社新設のためシルバーストーンの買収を検討?
ジャガー・ランドローバー(JLR)が、英国のモータースポーツ史に新たなページを書き加えることになるかもしれない。本社を新設するため、由緒あるシルバーストーン・サーキットの買収を検討しているという噂が流れているのだ。自動車情報サイト『オートモーティブ・ニュース・ヨーロッパ』は複数の英国メディアの情報を引用し、JLRの提示額は2,270万ポンド(約42億円)と報じている。

買収が決まれば、JLRは5,200万ポンド(約97億円)を投資して、ブランドをより深く知ってもらうためにミュージアムやエクスペリエンス・センター、ホテルなどを敷地の一画に建設するそうだ。マーケティング・チームとエンジニアのためにオフィスも建設されるという。また、シルバーストーンではこれまで通り、モータースポーツ競技は継続して行われるので、F1の伝統は守られることになる。

JLRもサーキットを所有するブリティッシュ・レーシング・ドライバーズ・クラブ(BRDC)も、この噂が実際に交わされている話だとは認めていない。BRDCは、サーキット買収に関して複数のオファーを受けているとだけコメントしている。

シルバーストーンのモータースポーツの歴史は1940年代後半に始まり、1950年にはF1世界選手権初のレースがこの地で行われた。その後もF1イギリスGPは主にこのサーキットで開催され、現在もF1レース開催の契約が長期にわたり結ばれている。最近ではMotoGPFIA世界耐久選手権(WEC)などの主要イベントの開催地としても有名だ。

11月にジャガーが公開したビデオではシルバーストーンの伝統を讃え、新型「XJR」と1988年にル・マンで優勝した「XJ-R9 LM」をこのサーキットで走らせる映像が収められている。もし、JLRがシルバーストーンを買収したら、コースを走るジャガーランドローバーがもっと見られるようになるだろう。




By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー