【ビデオ】ヒュンダイの燃料電池車「ツーソン」、市販水素燃料SUVの最速記録を樹立
ヒュンダイの燃料電池車「ツーソン フューエル・セル」は、フォードとオハイオ州立大学の学生が共同で開発して最高速度300mph(約483km/h)を達成した「バックアイ・ブリット」のようなスピード狂の水素燃料電池車ではない。しかし、この韓国の水素燃料電池クロスオーバーが打ち立てた速度記録は、そう簡単に破られることがないだろう。なぜなら、市販されている水素燃料車というもの自体が今はまだ数が少ないし、さらにそれで走るSUVともなれば、他にどんなクルマがあるのか、というレベルだからだ。

ヒュンダイは、2016年式ツーソン フューエル・セルを米国カリフォルニア州のSoggy Dry Lake Bedで走らせ、"市販水素燃料SUV"の新たな速度記録を樹立したと発表した。同社のビデオでは、ワーグナーの『ワルキューレの騎行』をBGMに、ツーソンが砂埃と滴り落ちる水を残して静かに走り抜ける様子が映されている。どれだけのスピードが出たのかは、ご自身でビデオを見て確認してほしい。

ツーソンは、燃料電池スタックから発生した電気によって回るモーターが前輪を駆動するSUVで、最高出力134hp、最大トルクは30.6kgm。現在は南カリフォルニアのみでリース販売が行われている。ヒュンダイはこのクルマを最初の1年間で約70台供給している。




By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー