【レポート】モルガン・スタンレー、GoogleとAppleが電気自動車の分野をリードすると予測
米金融大手モルガン・スタンレーは、GoogleApple電気自動車(EV)の未来をリードするだろうと予測している。モルガン・スタンレーのアナリスト、ケイティ・ユベルティ氏は、スマートフォンに使用されている"カメラ、センサー、バッテリー、ディスプレー"に関する専門知識を持っている両社が、次の大きな成長の原動力として、ウェアラブル・デバイスよりも、EVと自動運転車の分野に目を向けていると最新の研究報告で語っている。

同氏は、自動車の電動化・自動化が進みつつあるこの業界の変遷を「GoogleやAppleといったテクノロジー・ベンダーが支配する好機と見ている」と述べている。

この一文を掘り下げると、「支配」という言葉は色々な捉え方ができるだろう。同氏は、電気自動車の分野全体について語っているのかもしれないし、そこに搭載されるインフォテイメント・システムや、人とマシンをつなぐインターフェイスについて語っているとも考えられる。米紙『USA Today』は、今年初めの記事で、Appleが「Titan(タイタン)」と呼ばれる電気自動車のプロジェクトを進めていることを伝えているが、それは車両そのものを開発しているという話ではなく、「本格的なクルマを期待すべきではない。おそらくダッシュボードか、他の何かしらを組み込んだモデルになる」とのことだった。

従来の各自動車メーカーが、スマートフォンの統合を先へ進めるべき必須の課題として捉えていたのはご存知のとおり。各メーカーは、自らやるのではなく、「Android Auto」のGoogleと「CarPlay」のAppleという主要2社に課題の実現を託す道を選んでいる。もし、ユベルティ氏の読みが正しいのであれば、自動車メーカーが携帯電話をクルマに組み込むよりも、GoogleやAppleが彼らの携帯電話を中心に据えたクルマを造る方が良い結果になりそうだ。




By Jonathon Ramsey
翻訳:日本映像翻訳アカデミー