ケーニグセグ「アゲーラRS」、間もなく米国の公道へ
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ケーニグセグは現在、新型スーパーカー「アゲーラRS」の7台目を製造中で、これは初めて米国の顧客に届けられることになる。スウェーデンの自動車メーカーによるウルトラ・スーパーカーの最新モデルが、ついに米国当局の認証を取得したのだ。完成すれば、史上最も速く、最もパワフルな市販車が、大いなるアメリカの道を走り始めるだろう。

ご存じのようにアゲーラRSは、従来の「アゲーラR」や「アゲーラS」と、最高出力1,360psを誇る超高性能な「アゲーラOne:1」との間に位置するモデル。わずか25台の限定生産だが、その約半数がすでに売約済みだ。これまでに4台が完成しており、6台はそれぞれ製造工程の途中にあるとのこと。この10台は、今年3月のジュネーブ・モーターショーで初公開される以前に注文された車両であるという。

7台目として製造されている米国向けの車両は、クリスチャン・フォン・ケーニグセグ氏が創立したケーニグセグの歴史の中でも128番目に過ぎない。これは米国にやってくる最初のアゲーラRSとなる予定だが、初めて米国に輸入されるケーニグセグ車というわけではない。同社の広報を担当するオスカー・バーグフェルト氏は、2006年の「CCX」を皮切りに「現在少なくとも14台が米国で登録されていて、その数は今後も増えるでしょう」と米国版Autoblogにコメントした。現時点におけるアゲーラRSとハイブリッド・モデル「レゲーラ」の受注状況や丹精な生産ペースを考えると、同社はこの先2年間、この2モデルでフル稼働するとみられる。

輸出されるそれぞれのモデルごとに申請を出す必要があるため、ケーニグセグのような少量生産のマニファクチャラーにとって、米国でスーパーカーの公道走行認可を得るのは一苦労だ。そういった事情から、これまで同社は欧州市場やアジア市場をターゲットにしており、実際に大半がそれらの地域で販売されてきた。しかし米国内で開催される自動車ショーへの出展をはじめ、ニューヨークやシカゴ、バンクーバー、カルガリーに販路を拡大するなど、同社は現在、北米市場にも改めて力を入れている。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー