【ビデオ】ボルボとマイクロソフト、次世代自動車テクノロジーを共同開発
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ボルボマイクロソフトが手を組み、80年代や90年代のSF映画で描かれた未来を現実のものにしようとしている。つまり、バーチャルリアリティを実際の道具として活用しようというのだ。両社の狙いは、マイクロソフトのアイウェア型ホログラフィックコンピュータ「HoloLens」(ホロレンズ)を用いて、従来とはまったく異なる、人とクルマの関わり方を作り上げること。この共同開発の発表が行われたマイクロソフト本社では、ボルボの新型セダン「S90」がバーチャルな3Dホログラムで紹介され、自動運転技術のデモンストレーションも行われた。

マイクロソフトは、ホロレンズを通して人々が見るものを「複合現実」と呼んでいる。デジタルと現実世界を同時に視認できるからだ。このホロレンズは自立型となっており、装着するとバーチャルなクルマの周りを自由に歩き回ることができる。近い将来、顧客はこのホロレンズを通して見る3Dのカーコンフィギュレーター上で、自分好みのカラーやトリムを選ぶことができるようになるだろう。また、ボルボは、この技術を使用することで、自動車の販売環境にも大きな変革をもたらせると考えているようだ。ホロレンズがあれば、ディーラーは顧客にあらゆる車種で全ての仕様を紹介することが可能になるのだ。

マイクロソフトとボルボは、自動運転と安全性向上のための予測分析の技術においても協業を計画しているという。ボルボはすでに、完全な自動運転技術に向けて真剣に取り組んでおり、それが人々の運転にもたらすであろう変化を想定したコンセプトカーを披露している。同社は自動運転車が事故を起こした場合に、その責任を負うことも約束しているため、財務的な側面からも自動運転車の安全性をできる限り高めたいところだろう。詳しくは日本のボルボ公式サイトでプレスリリースをご覧いただきたい。




By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー