【ビデオ】ポルシェ、「ケイマンGT4 クラブスポーツ」のプロモーション映像を公開
ポルシェは、LAオートショーで発表した新型レース用車両「ケイマンGT4 クラブスポーツ」のプロモーション映像2本を公開した。

2016年シーズンからスポーツカー・レースの下位カテゴリに登場が予定されているケイマンGT4 クラブスポーツは、ポルシェのミドシップ・クーペ「ケイマン」の最高性能バージョンとして今年2月に発表された公道走行可能な「ケイマンGT4」を、サーキット専用に仕立てた純レースカーのエントリー・モデル。ドライバーの背後に搭載された3.8リッター水平対向6気筒エンジンの最高出力は385psと、ケイマンGT4と変わらないものの、6速マニュアル・トランスミッションを採用した公道用モデルに対し、このレース仕様車ではパドルシフト付き6速「PDK」デュアルクラッチ式トランスミッションが組み合わされている。

さらに、機械式ロッキング・ディファレンシャルや、溶接済みロールケージ、レーシング・バケットシートと6点式ハーネス、FIA認定の安全燃料タンク、消化システム、そして18インチ・ホイール(センターロックではなく5穴)に装着された前25/64-18、後27/68-18サイズのミシュラン製スリック・タイヤなど、レース出場に必要な装備を追加。前6ピストン、後4ピストンのアルミ製1ピース固定式キャリパーに380mmスティール製ディスクを組み合わせたブレーキもレース用に新開発されたものだ。ABSは12段階に設定変更が可能で、スリック・タイヤに合わせてESPも調整されているという。

サスペンションには「911 GT3カップ」から軽量なストラットを流用し、内装のトリムや装備を省略した結果、車両重量は公道仕様より40kg軽い1,300kgに抑えられた。ドイツ本国での価格は税別11万1,000ユーロ(約1,450万円)と発表されている。

今回リリースされたビデオは、1本目が立体駐車場のような施設を高速で逆走するもので、2本目は荒れ果てたコースのバンク・カーブをケイマンGT4 クラブスポーツが走り抜ける。ポルシェらしからぬワイルドな...と思って見ていると、画面の最後に「あなたの内にいる反逆者がこんなことをしたいと思うなら」と文字が出て、「サーキットに連れ出せ」と続く。公道では社会や法規に対する反逆者でも、レースに出れば英雄になれるかもしれない、というポルシェからの扇情的なメッセージか。もちろん、反逆心の前に先立つものが必要なのではありますが...。






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