BMW、広州国際モーターショーで「コンセプト・コンパクト・セダン」を初公開
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BMWは、中国・広州国際モーターショーで「コンセプト・コンパクト・セダン」を発表した。このコンセプトカーは、ライバルであるメルセデス・ベンツの「CLAクラス」アウディの「A3」セダンに対抗するモデルとして想定されたものだ。

ただし、技術的な詳細についての発表はほとんどなく、今回は主にデザインのみのお披露目であった。そのフォルムは、四隅にホイールを配置したロングホイールベースで、長いボンネットの後方にキャビンが位置する。象徴的な2つの「キドニー・グリル」から、逆方向に弧を描く「ホフマイスター・キンク」のCピラーに至るまで、細部は紛れもなくBMWだ。フロントとリアのフェイシアに見られる水平なラインは車幅をワイドに見せ、すっきりとタッチ・センサー式のドアハンドルを一体化したキャラクターラインが力強いデザインを完成させている。ボディ・カラーには金属のような質感の「リキッド・ブロンズ・メタリック」を採用し、窓枠やドアミラーの磨かれたアルミニウムとスプリットスポークの20インチ・アロイホイールによって引き立って見える。

「中国の若い世代のライフスタイル」をターゲットにしているというこのクルマの内装は、ドライバー中心の設計であると同時に、後部座席の空間をコンパクトな車体サイズの中で最大限に確保。水平の処理は内装にも施され、3色のナッパレザーやオープンポア(開気孔)仕上げのウッドパネル、オレンジ色のアクセントが入ったつや消しアルミニウム仕上げのトリム、アンビエント照明など、高級感のある素材を使用し、印象的な空間を作り出している。操作系は全て、ステアリング・ホイール、センタースタック、センターコンソール、ドアハンドルに搭載されたタッチパネルに集約され、さらにパノラミック・ルーフや、ドライバー用ヘッドアップディスプレイ、ダッシュボードの8.8インチ・スクリーンも装備する。

総合的には、「1シリーズ」や「2シリーズ」に4ドア・セダンが加わったらこういう感じになるだろうと納得させるコンセプトだ。その走る姿はアメリカでも、中国やヨーロッパでも、どこの国でもしっくり来るだろう。機械的な仕様や市販化の時期が気になるところだが、まずはギャラリーの画像やプレスリリース(英語)をチェックしてみよう。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー