ホンダ「リッジライン・バハ・レース・トラック」、バハ1000でクラス優勝
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先日のSEMAショーで発表された「リッジライン・バハ・レース・トラック」は、ホンダの新しいオフロード・レーシング用プラットフォームというだけでなく、間もなく発売される2代目「リッジライン」のデザインの方向性も示しているモデルだ。そんな同車が、11月17~22日に行われた「バハ1000」で見事クラス優勝を果たした。とはいえ、同クラスに参戦したマシンはこれ1台だったのだが...。

その車体は、ショールームに展示されている市販モデルを改造したのではなく、明らかにレース用に製作されたものだが、フロントエンドを中心とするボディワークは、近々登場する市販モデルに基づいてデザインされているという。エンジンは現行リッジラインの3.5リッターV6エンジンと同じブロック、シリンダーヘッド、クランクシャフトが使われており、次期リッジラインもこのエンジンを搭載する。だが、このレース仕様車にはツインターボが装備され、最高出力550hpを発揮する。

「バハ1000」には、ホンダ・パフォーマンス・ディベロップメント(HPD)とプロクター・レーシングが、この特製リッジラインでクラス2(3.6リッター以下の過給機付きエンジン部門)に参戦。アメリカンホンダ広報担当のセージ・マリー氏と経験豊富な2人のオフロード・レーサー、ジェフ・プロクターとジェイソン・ラフォーチュンがドライバーを務め、メキシコのエンセナダからメキシコ半島を周回する821マイル(約1321km)のコースを、25時間9分47秒で完走した。

このタイムは優勝したフォード「F-150」やホンダ「CRF450X」と比べると10時間近くも遅いが、そんなことは関係ない。たとえ他に競争相手がいなくても、過酷な条件下で行われるレースのデビュー戦で、完走したというだけで十分に称賛すべきことなのだ。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー