シトロエンの上級ブランド「DS」が、中国向けプレミアム・ハッチバック「DS 4S」を発表
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シトロエンの上級ブランド「DS」は、今年の広州国際モーターショーで、新型「DS 4S」(上の写真)を発表した。このプレミアムなハッチバックは中国市場向けにフランスでデザインされたもので、中国で現地生産される予定だ。

技術的な詳細については今のところ多くが明らかにされていないが、この新型車はDS 4Sという名前がついているものの、ヨーロッパで販売されている「DS4」(シトロエン「C4」と同じPF2プラットフォームを使用)との共通点は少ない。むしろプジョー「308」(新世代のEMP2プラットフォームを使用)に似ている点が多いが、LEDヘッドライトからハンドクラフトされたレザーのインテリアに至るまで、よりグレードアップされている。また、中国で高級車を購入する顧客の好みに合わせ、リアシートの空間が広くなっている。

パワートレインには3種類のガソリン・エンジンが設定されるという。そのうち2つは1.8リッター直列4気筒ターボ「THP1.8」エンジンで、最高出力136hpと204hpのバージョンが用意され、「EAT6」と呼ばれる6速ATと組み合わされる。そしてもう1つは新開発の1.2リッター直列3気筒ターボ「EB2」だが、現時点ではそのスペックやトランスミッションに関しては未発表だ。

新型DS 4Sは、中国の南に位置する広東省深圳市の工場で生産され、2016年上半期に発売される予定。この工場の運営は長安汽車との共同事業で行われ、「DS 5」「DS 5LS」「DS 6」も生産されている。DSブランドは中国で、ヨーロッパの2倍近い数のディーラーを展開し、全世界における販売台数の22%に相当する2万3,000台を、2015年10月末までに売り上げたという。現地生産をすることで、中国で急速に高まるプレミアム・コンパクトカーの需要増に対応する狙いだ。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー