フォルクスワーゲン(VW)の米国法人社長兼CEOのマイケル・ホーン氏は、LAオートショーで行ったスピーチの冒頭で、数分間を費やしディーゼル排出ガス不正問題不正問題について改めて謝罪した。しかし、スピーチの終了後には、VWがこの問題にどのように取り組んでいるのか、さらなる情報を求めて報道陣が厳しく追及。ホーン氏はいくつかの質問に答えたものの、アウディの記者発表のため足早に去って行った。

ホーン氏は集まった報道陣を通じて顧客へ謝罪し、「我々は必要な対応に専心しているところです」と述べた。また、「お客様や政府にご満足頂くための改善措置の一環」として、1,000ドル(約12万3,000円)の金銭補償措置(Goodwill Package)を行うと発表しており、現在までに米国内で対象となる2.0リッターTDIエンジン搭載車を保有する人のうち25%にあたる、12万件以上の申し込みがあったという。

ホーン氏は、この金券措置は100%の「完全なる改善措置」に向け、顧客へ周知を行うための手段のひとつであると説明した。だがそれは、容易なことではないだろう。 ホーン氏はこう続けている。「はっきり申し上げたい。我々は真摯に顧客対応を行うが、これには時間を要する。軽い責任では済まされないからだ。現在、この問題の解決を全社の最優先事項として掲げている」

その後、ホーン氏は「それではTDIの話はこの辺にして、今後発売されるクルマについてお話ししましょう」と切り上げ、LAオートショーでお披露目する新型車へと話を移した。





By Sebastian Blanco
翻訳:日本映像翻訳アカデミー