次世代型の日産「GT-R」は2020年までお預け?
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日産コンセプト2020 ビジョン グランツーリスモ」(写真)は、次世代の「GT-R」に採用されるスタイリング要素の予告編であると言われている。そしてオーストラリアの自動車情報サイト『Motoring』によると、次期型GT-Rが発表される時期も予告されているようだ。同サイトが日産オーストラリアの最高経営責任者に聞いたところでは、「正直なところ、社内では話題にさえ上っていない」とのこと。いつ頃登場するのか尋ねると、「2018年ではないことは確かです。おそらく2019年にも実現しないと思います」という答えが返ってきた。これまでの推測では、次世代のGT-Rは2018年モデルとして登場すると言われていた。

もしも、GT-Rの後継モデルが2020年に登場することになれば、2007年末に発売された現行の「R35 GT-R」は12年以上も販売が続けられることになる。フェラーリランボルギーニだって、これほど長い間、同じモデルを引っ張ることはない。そのくらい寿命が長いモデルといえば、ロールス・ロイス「ファントム」ベントレー「コンチネンタルGT」(しかし途中で大幅な改良がなされている)、アストンマーティン「DB9」など、英国の超豪華で市場規模の小さなクルマが挙げられるくらいだ。ランドローバー「ディフェンダー」も、ここに入れていいだろう。

日産はわずか2ヶ月前に、現行モデルの進化を止めることはないと発言し、「我々はこのクルマとその未来に対して真剣に考えている」と語ったばかりである。だからGT-Rという夢の裾野が、この先5年間も広がることがない、ということにはならないだろう。「GT-R LM NISMO」の設計者でもあるベン・ボウルビーは、このレーシングカーに搭載されている最高出力550hpを発生するツインターボV6エンジンが、次世代のロードカーに採用されるものと本質的には同じであると語っている。だから、このLMP1マシンのように、次期型GT-Rもハイブリッドか電気アシスト付きになることが期待できる。問題は、その登場がいつなのか、ということだ。


By Jonathon Ramsey
翻訳:日本映像翻訳アカデミー