【LAオートショー2015】リンカーン、マイナーチェンジで大幅に進化した「MKZ」を発表
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もう誰にもリンカーンMKZ」が古くさいとは言わせない。今回のマイナーチェンジを受け、2017年モデルは広範囲にわたってアップグレードされている。来年夏に発売開始となるこの新型セダンは、デザインやパワートレイン、テクノロジーの全てにおいて著しい進化を遂げた。

デザイナーは「コンチネンタル」のコンセプトカーに刺激され、このラグジュアリー・セダンのフェイスをメッシュのグリルで美しく造り直した。そして大幅に改良されたフロントエンドには、LEDアダプティブ・ヘッドライトが与えられている。ジャガー起亜のデザインに似ていると指摘する記者も多く、確かに少々独創性には欠けるが、これはこれで決して悪くはない。インテリアでは、センターコンソールの操作系が、タッチパネル式から本物のノブやボタンを使ったものに改められている。

ボンネットの下も大きく変化した。全輪駆動のMKZは、最高出力400hpと最大トルク55.3kgmを発生する3.0リッターV型6気筒ツインターボ・エンジンを搭載。これは現在のところリンカーンのみに提供されるユニットだ。オプションの「ドライバーズパッケージ」を選べば、フォード「フォーカスRS」に由来する「トルク・ベクタリング・リア・ディファレンシャル」のおかげで、ハンドリングが大幅に向上するだろう。同じV6を積む前輪駆動モデルでは最高出力が350hpに抑えられ、ターボチャージャー付き2.0リッター直列4気筒エンジンやハイブリッド・パワートレインも用意される。

リンカーンはMKZにいくつもの安全機能および運転アシスト技術を搭載した。アダプティブクルーズコントロール機能は、ノロノロと進む渋滞した道路で、ドライバーがブレーキ・ペダルを踏まなくても正しい位置で停止する。プリコリジョンアシスト(衝突回避システム)は衝突の危険を察知すると自動的にブレーキが作動する。

日本での発売はあまり期待できそうもないが、せめてLAオートショーの会場で撮影した写真で、その姿をご覧いただきたい。


By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー