BMW、2016年シーズンに向けて新型レースカー「M6 GTLM」を公開
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本格的な始動に向けて準備が着々と進められている、BMWモータースポーツの新型レース用マシン「M6 GTLM」。米国では今月17日からフロリダ州のデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで行われている国際モータースポーツ協会(IMSA)のテスト走行で、一足先に公開された。この後はレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングチーム(RLL)から、2台のM6 GTLMが「IMSA ウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップ」に参戦する予定だ。

GTレースのトップ・カテゴリで戦うために開発されたM6 GTLMは、これまでBMWのセミ・ワークス・チームであるRLLが走らせてきた「Z4 GTLM」や「M3 GT2」の後継となる。RLLは、インディ500のウィナーであるボビー・レイホールと人気番組の司会者デイビッド・レターマン、建設機材業の実力者マイク・ラニガンの3人が共同オーナーを務めるレーシング・チーム。これまでインディカー・チャンピオンシップで3度、インディ500で1度、他にも多くのレースで勝利を収め、ポール・ポジションや表彰台を獲得してきた。2009年からアメリカン・ル・マン・シリーズ(ALMS)にも参戦し、いくつかのタイトルを勝ち取っている。

BMWの「M6」をベースにしたこの新しいレースカーは、来季のIMSAのGTLM(GTル・マン)クラスで大活躍するだろう。ライバルとなりそうなのは「フォード GT」、ポルシェ「911 RSR」シボレー「コルベット C7.R」フェラーリ488 GTE」などだ。また、BMWは、GTD(GTデイトナ)クラスにエントリーするプライベーター向けに別バージョンの準備も進めている。こちらでは、アウディ「R8 LMS」ダッジ「ヴァイパーGT3-R」レクサス「RC F GT3」と争うことになるだろう。

デイトナでのデビュー後、M6 GTLMがどのようなレースを展開するか、今から楽しみだ。それまでの間、プライマーコート姿の同車が米フロリダ州のセブリング・インターナショナル・レースウェイでシェイクダウンを行う様子をギャラリーでご覧いただきたい。詳細はプレスリリース(英語)をどうぞ。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー