フォルクスワーゲン、タフなイメージに仕上げられた「ビートル・デューン」を発表
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オリジナルのフォルクスワーゲン「ビートル」は、よくできた大衆車として世界中で愛されたが、そのオーナーの中には、このクルマを「バハ・バグ」と呼ばれるオフロード仕様に改造して楽しむ人も多かった。フォルクスワーゲン(VW)は、現行モデル「ザ・ビートル」をベースに、そのクラシックなバハ・バグから着想を得たという「ビートル・デューン」を、間もなく一般公開が始まるLAオートショーで発表する。

このビートル・デューンは、2014年の北米国際自動車ショーに出展された同名のコンセプトカーからワイルドなスタイルを受け継いだ市販モデルで、他のザ・ビートルのラインナップよりもタフなイメージに仕上げられている。フロント・バンパーにはシルバーで縁取られた大型のインテークが開けられ、その両側にフォグランプを装備。18インチ・ホイールを収めるフェンダーにはブラックのアーチエクステンションを装着し、サイドシルにもポリッシュ・アルミニウムのモールディングが付く。その上に描かれた「デューン」のグラフィックは旧いビートルを彷彿とさせる。フロントと同様、リア・バンパー下部もシルバーのスキッドプレート風デザインとなっており、左右に2本のエキゾースト・パイプが備わる。

インテリアは、アクセントカラーのオレンジステッチが施されている以外に大きな変更点はないが、革巻きのマルチファンクション・ステアリングホイールとMIB IIインフォテイメント・システムは標準装備となっている。



タフなスタイリングを纏ってはいるが、恐らくビートル・デューンはオフロードよりもオンロードの方が快適に走るだろう。パワートレインは、最高出力170hp、最大トルク25kgmを発揮する1.8リッター直列4気筒ターボ「TSI」エンジンと、6速ATの組み合わせによる前輪駆動のみの設定(欧州では1.2リッター/105ps、1.4リッター/150ps、2.0リッター/220psという3種類のガソリンと、110psまたは150psの2.0リッター・ディーゼルがあり)。ただし、オフローダー風の外観に合わせて、最低地上高は10mmほど引き上げられ、トレッドも15mm拡げられている。

米国では2016年の第1四半期にクーペが、第3四半期にコンバーチブルが発売される予定で、ボディカラーはサンドストーム・イエロー、ピュア・ホワイト、ディープ・ブラック・パールから選ぶことができる。詳細はプレスリリース(英語)をどうぞ。


By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー