東京モーターショー 2015には、部品メーカーも数多く出展していた。そこで見つけたのが、自動車部品を手掛けるアステアのキャップレスフィラーパイプだ。

セルフのガソリンスタンドが増え、最近ではドライバー自身がノズルを持って給油するスタイルが当たり前となってきた。

自分で給油する際には、給油するたびにフュエールリッドを開けて、さらに給油口のねじ式の給油キャップを外すという動作になるが、このスタイルは昔からあまり進歩がない。

変わった点といえば、せいぜい給油キャップの置き忘れを防ぐための紐が装着されたり、給油キャップを引っかけるフックがフューエルリッド裏に装備されたりしたくらいだろう。

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そんな使いにくい給油キャップを無くしてスムーズな給油を実現するアイテムが、写真のキャップレスフィラーパイプという部品だ。

現在のねじ式のキャップとは違い、スマートな作業で給油することができるという優れものなのだ。

右のダブルフラップ式は、給油ノズル先端で中央のフタを押し込むだけで給油可能だ。

また、中央のシャッター式は、同じく給油ノズル先端で押すタイプだが、シャッターなので、軽いタッチで差し込むことができる。

一番左は、外開き式。ねじったり、外したりすることなく、上にふたを開くことで給油することができる。

いずれのタイプもネジの給油キャップを外すことなくスマートに給油できるので、頻繁に給油する人には非常に便利だ。

一番左の外開き式は、給油キャップを開ける手間が省ける他のものとは異なり、ひと手間かかる。しかし、来場客に聞いてみると、フタがないとやっぱり不安という人が中にはいて、そのような人には好評とのことだ。

外開き式には、カラフルなフタも何種類か用意されている。現在の無骨な給油キャップ周りが少し華やぐので、ディーラーオプションなどで選べると良さそうだ。

一部輸入品等でねじ式のキャップを付け替えて、フラップ式の給油キャップにできる用品もあるが、こんなに便利な部品なのに、純正ではなかなか普及していかない。

説明員によると、コスト面などで採用が進まないということで、現在国産車ではホンダレジェンド」に採用されているくらいとのことだ。

燃費がよくなり給油する機会も減っていく方向ではあるが、給油キャップを回す作業はまだまだセルフスタンドで給油するドライバーの手間になっている動作ではあるので、ぜひキャップレスフィラーパイプの純正採用を進めて欲しい。

ただし、筆者は給油する際、ぎりぎりまで入れたいタイプなので、中の様子も見えるようにしていただけるとありがたい。

■アステア 公式サイト
http://www.asteer.co.jp/index.html