パノス、レストアした「エスペラントGTR-1 ル・マン・ホモロゲーション・スペシャル」をドバイで公開
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パノスの「エスペラント」というクルマのことを忘れてしまった人も多いかもしれないが、実は今でも生産が続いている。それを世の人々に思い出してもらうため、この米国のコンストラクターは、レストアしたオリジナルの「エスペラント GTR-1 ル・マン・ホモロゲーション・スペシャル」を11月10~14日に開催されたドバイ国際モーターショーで披露した。

「GTR-1」は、エスペラントの本格的なレース仕様車として1990年代後半に生産されたマシン。だが、レース出場のホモロゲーション(型式認定)を取得するためには、公道走行可能なモデルを何台か製造する必要があった。それがこの「ル・マン・ホモロゲーション・スペシャル」だ。

1997年のル・マン24時間レースと耐久シリーズに出場するため、ホモロゲーション取得用に作られたこの公道仕様車は、レースカーと同様の最高出力600hp以上、最大トルク69.1kgmを発生する6.0リッターV8エンジンをフロントに搭載し、ZF社製6速トランスアクスルが組み合わされている。レースカーと異なるのは、公道走行用の法規に合致し、インテリアがフルレザー仕上げになっていること。今回のモーターショーで展示するため、ジョージア州ブレイセルトンの本社で6ヶ月間掛けてレストアしたという。

しかもパノスはこの希少な1台に別れを継げ難いようで、オリジナル・デザインを基に新車を受注製造すると発表した。価格は89万ドル(約1億900万円)から。それでは高すぎるという人向けには、エスペラントのスパイダー、クーペ、コンバーチブル、が17万9,120ドル(約2,200万円)から、カーボンファイバー製エアロパーツなどが付く「GT」仕様は20万4,750ドル(約2,500万円)からとなっている。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー