ニュルブルクリンク、2017年にF1ドイツGPの開催を目指す
2013年以来、ニュルブルクリンクではF1グランプリが開催されていないが、最新のレポートによると、早ければ2017年にまた開催される可能性があるという。

2007年以来、ドイツGPは契約通り2つの名門サーキット、ホッケンハイムとニュルブルクリンクで交互に開催されてきた。しかし、今年開催予定だったニュルブルクリンクの新オーナーが開催費用を出し渋り、昨年開催したホッケンハイムも代替開催を拒否したことで、今年はF1カレンダーからドイツGPが消えてしまったのだ。その穴を埋める形で、オーストリアGPがシュピールベルクのレッドブル・リンクで開催されることとなった。

2016年のF1カレンダーでは、ドイツGPがホッケンハイム開催されることになっている。また、モータースポーツ専門サイト『Autosport』によれば、最近ではニュルブルクリンクの新オーナーとF1運営組織の最高責任者バーニー・エクレストンの間で、レースを復活させるべく交渉が進んでいるという。しかし、レースを開催するためには財政的な問題もクリアしなくてはならない。このような定期的なイベントで発生する膨大なライセンス料に関しては、ドイツ政府や地方自治体からの支援も望めないのだ。

もし、あのニュルブルクリンク北コースを最新のF1マシンが走ることにでもなれば大興奮間違いなしだが、まずはGPコースで開催することに期待すべきだろう。北コースではニキ・ラウダが大事故を起した1976年以来、ドイツGPが開催されていない。その後、1984年にF1復活のためのGPコースを新設し、翌1985年に開催を果たしたものの、すぐにドイツGPはホッケンハイムに戻っている。最近になって交互開催の契約が結ばれるまで約20年間、ニュルブルクリンクでドイツGPが開催されることはなかったのだ。

F1が開催されなかった今年、ニュルブルクリンクでは新たにFIA世界耐久選手権(WEC)FIA世界ツーリングカー選手権(WTCC)が開催された。もちろん、VLN(ニュルブルクリンク耐久選手権シリーズ)や、ブランパン耐久シリーズ(旧FIA-GTシリーズ)も、多数の下位カテゴリのレースシリーズと共に、この伝説的なコースで続けられている。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー