【レポート】トヨタとスバル、ハイパフォーマンスな「FR-S」と「BRZ」の特許を申請
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北米ではサイオン「FR-S」、そして欧州などではトヨタ「GT86」と呼ばれているトヨタ「86」や、その兄弟車のスバル「BRZ」について、顧客はもっとパワフルなバージョンを待ち望んでいるが、今のところ、トヨタもスバルも彼らを満足させるようなモデルをまだ発売していない。しかし、今月初旬に、トヨタが「BRZ」をベースにしたスバル「STI Performance Concept」(上記画像)と非常によく似たクルマのデザインの特許を日本で申請し、書類が受理さていれたことが分かった。カナダの自動車メディア『AutoGuide』によると、その書類には富士重工業がデザイン発案者として明記されているという。

「STI Performance Concept」は、今年4月に開催されたニューヨーク国際オートショー 2015でデビューしたコンセプトカーで、米国におけるSTIブランドの事業拡大に向けた第一歩として発表された。BRZから派生したこのクーペは、地面に着きそうなほど低いフロント・バンパーや、改良されたヘッドライト、ワイドなフェンダー、巨大なリア・ウィング、大型ディフューザーのセンターから突き出したエキゾーストなどが特徴的だ。これらの要素全てが、特許出願のレンダリング画像に記されている。

このコンセプトカーは搭載するエンジンも凄い。STIはSUPER GTのGT300クラス参戦車両から2.0リッター水平対向4気筒ターボを移植。シャシーやサスペンションもアップグレードされ、ブレーキは日本市場で販売された「BRZ tS」の物を使用している。ドキドキするようなクルマだが、市販化の予定はないとのことだった。

特許が申請されたからといっても、必ずしも市販化されるという保証はない。しかし、トヨタ 86とスバル BRZに何らかの変化が訪れる可能性は高そうだ。欧州ではカモフラージュした「GT86」の走行テストがキャッチされており、さらにエンジンのパワーが向上するという噂もある。また、富士重工業の吉永泰之社長は、トヨタと共にフルモデルチェンジした次世代モデルの「BRZ」を造ることについて認めている。


By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー