【噂】MINI、「クラブマン」に4輪駆動仕様を導入へ
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先日の東京モーターショーにも展示された最新型の「クラブマン」を見れば、小型車ブランドのMINIが今後、より大きく実用的な方向へ傾きそうなことが分かる。そしてこのワゴンには、さらに多目的性を高めるオプションが加わるかもしれない。MINIの情報サイト『MotoringFile』が関係者の話として報じるところによれば、MINIの4輪駆動システム「ALL4」の次世代バージョンを採用したクラブマンが、2016年春にも登場するという。

その4輪駆動システムは、MINIのUKLと呼ばれる前輪駆動車用のプラットフォームを共有するBMW「2シリーズ アクティブ ツアラー」で既に採用されている機構を流用するものらしい。技術的には、後輪の駆動力を制御する多板クラッチをリアアクスルに搭載し、路面の状況やステアリングの切れ角に応じて最大100%のトルクをリアに配分することができ、後輪に特別なトラクションを必要としない時は、前輪のみを駆動するという仕組みだ。

『MotoringFile』によると、次世代型のALL4システムは標準グレード「クラブマン クーパー」とスポーツ・グレード「クラブマン クーパーS」で選択可能となり、追加料金は約1,500ドル(約18万円)ほどになる見込みだという。両モデルへの導入後は、高性能グレード「ジョン・クーパー・ワークス(JCW)」モデルの4輪駆動仕様も、2016年11月ごろに生産を始めるとされている。

さらにMINIは、その4輪駆動技術を次期型「カントリーマン」(日本名:クロスオーバー)にも採用するという。噂によれば、他のラインアップと同じUKLプラットフォームを採用するものの、このクロスオーバーはますます大型化してオフロード志向を強めるそうだ。

MINI USAの広報担当マリエラ・カプサスキス氏は米国版Autoblogの問い合わせに対し、「4輪駆動のクラブマンやそのJCWモデルについては、まだ正式に申し上げられる情報はございません」と述べている。


By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー