【ビデオ】運転席が無人のテスラ「モデルS」、オートパイロット機能で高速道路を走行!
テスライーロン・マスクCEOは、「モデルS」に搭載された自動運転システムのソフトウェアが発表された際、「ハンドルを自分で操作する必要がなくなる」と言える日が来るまで、この機能は時間をかけてより良いものになっていくだろうと話している。つまり、今はまだ「オートパイロット」機能に完璧な作動を期待してはいけないということだ。現段階では"オート(自動)"というのはまだまだ夢の機能であり、運転席でドライバーがハンドルを握っていなければならない、というのが同社の公式見解である。

ところがテスラは、"ドライバーが運転席に着席している"ことをオートパイロットの起動条件としてプログラムしなかった。そのため、今回ご紹介するビデオが作られてしまったのだ。この映像では、モデルSがなんと運転席を無人にしたままオートパイロットだけで、交通量が非常に多く、80km/hを超えるクルマが走行しているオランダの高速道路を実際に走っている。筆者はこのビデオを見て心底ゾッとした。YouTubeに投稿されたこのビデオには否定的コメントや200を超える"サムダウン"が寄せられている(日本版編集部注:問題のビデオは現在すでに公開停止されています。下の同じビデオもいつ観られなくなるか分かりません)ことからも、このような使い方をするドライバーが出てくることを懸念する人々が多いことが分かる。

オートパイロットが既に多くの問題を抱えていることは明らかだ。自動運転に任せて走行している時には、何が起こってもおかしくない状況であり、スピード違反で違反切符を切られるなどというのはほんの一部でしかない。幸いこの短いビデオでは恐ろしい事態は起こらなかったが、こんなベータ版のソフトウェアに命を預けてしまうなんて何とも馬鹿げたことだ。モデルSのオーナーは、くれぐれも帰宅途中に同じことを真似しないでいただきたい。クレイジーな行動はこのビデオで見るだけにしよう。



By Sebastian Blanco
翻訳:日本映像翻訳アカデミー