米スタートアップ企業のEV向けバッテリー交換システム、クラウドファンディングで資金募集中
米国のカンザスシティーに拠点を置くあるスタートアップ企業が、電気自動車向けの交換可能なバッテリー開発している。この仕組みはベタープレイスという企業(既に破産している)が構想していた電池交換ステーションに似ているが、バッテリーはさらに小型になっている。そして現在のところ、資金調達額もかなり小規模だ。

特許出願中というこの技術に、クラウドファンディングサイトのIndiegogoで出資を募っているのはVerd2Goという企業。基本コンセプトとしては、リチウムイオンバッテリーのラックが充電システムに備えられており、そこから用途に応じてバッテリーが1つずつ取り外せる仕組みとなっている。小型のバッテリーは携帯電話向けで、大型のバッテリーは電気自動車向けに想定されている。

Verd2Goのシステムでは、ユーザーはどこにあるバッテリーが使用可能なのか検索できるという。さらに「バッテリーの注文と予約」を行うこともでき、そのバッテリーをクルマの後部にセットして使用する。クラウドファンディングは10月16日の午後から始まっており、11月13日現在で835ドル(約10万円)ほど集まっている。目標額はあと15日間で10万ドル(約1,230万円)だ。興味のある方は下に用意した粗いGIF画像で仕組みをチェックしていただきたい。

こういった電気自動車向けのバッテリー交換システムは、ベタープレイスと共に出現して、そして共に消滅したとばかり思っていた。2007年に創設されたベタープレイスは、ルノー「フルエンス」のEVバージョン向けにバッテリー交換システムの構築を計画していた。同社はこのEVを1,000台ほど販売したが、2013年に破産するまでにおよそ8億ドル(約980億円)以上もの資金を失っている。最終的には、ベタープレイスの資産は破産手続きの処理が行われた後、サンライズという企業に1,200万ドル(約14億円)で買収されている。


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By Danny King
翻訳:日本映像翻訳アカデミー