【ビデオ】ムジェロ・サーキットで開催されたフィナーリ・モンディアーリでフェラーリ「F12 TdF」がお披露目
Related Gallery:Ferrari F12 TdF at Mugello

フェラーリが「F12 TdF」を発表してからほぼ1カ月が経った。これまで選ばれた一部の顧客しか見ることができなかったこの新しい限定モデルが、先週末にイタリアのムジェロ・サーキットに登場した。

599GTO」が「599GTBフィオラノ」の、「458スペチアーレ」が「458イタリア」のアップグレード版であるのと同様に、「F12 TdF」は「F12ベルリネッタ」の高性能バージョンとなる。6.3リッターV12エンジンの性能は最高出力769hp、最大トルク71.9kgmに引き上げられ、さらに限界域で発生するオーバーステア傾向を打ち消すために自動的に後輪の舵角を調整する「バーチャル・ショート・ホイールベース・システム」も搭載。ダウンフォースは87%増加し、車両重量は110kgも軽量化されたという。これらの改良により、0-100km/h加速は2.9秒、最高速度は340km/h以上となり、フェラーリ本社近くにあるフィオラーノのテストコースで、1分21秒フラットというラップタイムを記録した。

今週末、3台の「TdF」が走行したムジェロ・サーキットは、フェラーリがイタリアに所有するサーキットの1つで、トスカーナのカントリーサイドに位置し、2輪のレースやDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)が開催されている。ここで11月5日~8日に、フェラーリによる年末恒例のレーシング・イベント「フィナーリ・モンディアーリ」が開催された。このイベントでは、フェラーリ・チャレンジ・シリーズの最終戦が行われたり、コルセ・クリエンティプログラムの一環として、個人オーナーによるレーシングマシンやサーキット専用「XX」シリーズでの走行体験が行われたりする。また、新車が公開される舞台としてもこのイベントはよく使われており、今年は「F12 TdF」のデビューに加え、「488 GTE」と「488 GT3」も公開された

今回のイベントには、セバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンの両選手も登場し、新しいF12 TdFでコースをラップしてファンを喜ばせた。この僅か799台の限定(すでに完売していると噂のある)モデルをこれほど間近で見ることができたのは、これが最後の機会になるかもしれない。それでは、今年のフィナーリ・モンディアーリの様子をビデオでご覧いただこう。




By:Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー