MotoGP2015 Valencia
Movistar Yamaha MotoGP J・ロレンソとV・ロッシは、シーズン最終戦バレンシアGPで、チームメイト同士がチャンピオンシップを争う戦いに臨んだ。ロレンソは、スタートからゴールまでトップをキープし、MotoGPでは自己通算40回目の優勝を獲得。一方、ロッシも驚異的な走りで、最後尾から4位まで挽回しチェッカーを受けた。シリーズポイントではロレンソがロッシを5ポイント上回りチャンピオンを獲得。ロッシはランキング2位でシーズンを終えた。

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予選で完璧な走りを見せ、ポールポジションを獲得したロレンソ。決勝も完璧なスタートでホールショットを奪い、Repsol Honda Team M・マルケス、D・ペドロサがこれに続く。1分31秒台半ばでコンスタントに周回を重ね、徐々にアドバンテージを拡大。一時は0.7秒まで開いたが、レース中盤に入るとマルケスが少しずつ差を縮め迫る。

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終盤に入ると、ペドロサが勢いを取り戻してペースを上げ、マルケスとバトルを展開。ロレンソにとってはこれが絶好のチャンスとなり、再びわずかにアドバンテージを広げて最終ラップを迎えた。

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マルケスとペドロサはその後もロレンソの動きに懸命についてきたが、ロレンソのペースは速く、チェッカーまでに0.263秒差をつけ自身3度目のMotoGPタイトルを獲得した。

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ロッシは、前戦のペナルティーによりグリッド最後尾の26位からスタートし、絶妙なスタートでオープニングラップ15位まで挽回。3周目までに9位へ浮上した。

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次に、1分31秒820の自己ベストタイムでブラッドリー・スミスとの差を一気に縮めたが、そのままパスすることはできず。これまでの豊富な経験から、1周半の時間をかけチャンスを待ち8位へ。その数周後には、前方を行くペトルッチがコーナーではらむ間に7位へと浮上した。次のターゲットはエスパルガロ兄弟。ロッシはまずP・エスパルガロに近づき、いくつかのコーナーを抜けてからパス。さらにA・ エスパルガロ(スズキ)にしかけ、2度目のトライで前へ出ることに成功した。

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続いてA・ドビツィオーゾも抜き去ると、4位まで浮上。しかしチャンピオンには、あと5ポイント足りない状況、残り14ラップで、ペドロサまでの11.488秒は苦しい展開となる。ロッシは全力を尽くしてプッシュし続けたが、激しくタイヤを消耗、トップ3のラップタイムに追いつくことはできなかった。

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マルケス、ペドロサと競り合うロレンソのペースはわずかに落ちたが、ロッシは近づくことができず、そのまま4位で2015シーズン最後のチェッカーを受けた。

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J・ロレンソ選手談(優勝)
「今回のレースは、とても大きなプレッシャーだった。なぜなら、後ろに2人のライダーがいることがわかったし、 彼らに抜かれた場合、僕はタイトルを失うこともわかっていたからだ。しかも、終盤はマシンの挙動が激しくなっていたため、ペースが落ちていた。でも、最終コーナーを立ち上がりチェッカーフラッグが見えた時は、本当に信じられないような気持ちだったし、最後の最後にチャンピオンを手にすることができたことも夢のようだ。そこからは涙、涙ですばらしい1日に感激したよ。これで最高峰クラス3度目のタイトル。ウエイン・レイニー、ケニー・ロバーツ、そしてアイルトン・セナに並んだわけだから、本当にすごいことだ! 今日を、今週を、心からエンジョイしなければならない。こんな感動はなかなか味わえるものではないからね。今まで、バレンティーノ、マルク、 ケイシー、ダニとともに走ってきた。僕にとってこの4人が21世紀で最高のライダーだ。最初に獲得したタイトルは特別だったけど、4人のレジェンドとチャンピオンシップを戦ったことがとても重要だった。今シーズンは初めからずっと追いかける形だったので、最終戦で逆転チャンピオンをつかんだ瞬間は、本当に特別で、これ以上の感動的なエンディングはないと思う。今は、2016年のことは考えたくない。もう少し経って、テストの間、あるいはテストの後で考えるようになるだろう。今はただ、チームのみんなと一緒に、いつまでもこの喜びを味わっていたい」

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M・マルケス選手談(2位)
「とても難しいレースでした。集中していつものように走りました。ホルヘ(ロレンソ)がトップで力強くプッシュしいて、彼についていくのは大変でした。ダニは僕たちと2秒離れていました。何周かはフロントタイヤが限界で、かなりの挙動がありました。残り6周あたりでホルヘに追いついたので、優勝できると感じました。ダニがあんなに速くパスしてくるとは思っておらず、彼はパスしたときにはらみました。それを利用して再び抜けましたが、ホルヘはすでに0.5秒離れていたので、そのギャップを取り戻すのは不可能でした。最終ラップまで100%で走りましたが無理でした」

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D・ペドロサ選手談(3位)
「とてもうれしいです。レースを楽しみました。特に最終パートは楽しかったです。それまでは、少しバトルから離れて3番手を走っていました。それ以上速く走る方法が見つかりませんでした。ブレーキングとコーナリングに問題があったからです。今週末はいいセットアップを見つけるのに苦労しました。上位に上がることができましたが、いい感触はありませんでした。レース中になんとかしようと思ったものの、難しかったです。終盤で速く走る方法を見つけ、いい走りができ、追い上げられました。追いついたときに残り2周だと知り、アタックしようとしました。しかしマルクをオーバーテイクしたときにはらんでしまい、彼にパスされました。チャンピオンシップで4位になれてうれしいです。これはシーズン終盤で取り組んだ姿勢と進展のおかげです。とても強くなれました。この冬と来年も、この調子で続けられることを願っています」

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V・ロッシ選手談(4位)
「初戦から好調をキープして、順調にシーズンを組み立ててきた。素晴らしいシーズンだった。常に上位で戦う力 を持ち続け、ミスもまったくなかった。もてぎのあとはチャンピオンの可能性も見えたが、残念ながら、フィリップアイランドからは何かが変わってしまったんだ」

■ヤマハ発動機 公式サイト
http://www.yamaha-motor.co.jp
■ホンダ 公式サイト
http://www.honda.co.jp