【訃報】初代「バットモービル」の生みの親、ジョージ・バリス氏 89歳 死去
1966年のTV版に登場した初代バットモービルを製作したことで知られる有名なカスタムビルダー、ジョージ・バリス氏が亡くなった。89歳だった。

バリス氏が他界したことは、息子のブレット氏が11月6日、Facebookの投稿で明らかにした。その内容は以下の通り。

「こんな投稿をするのは残念ですが、伝説的なカスタマイズ王として知られた私の父、ジョージ・バリスが天空にある大きなガレージに旅立って行きました。午前2時45分、眠ったまま穏やかに息を引き取りました。住み慣れた家で、家族に囲まれながらの最期でした。父は、最後の最後まで自分の望んだ生き方を貫きました。きっと父は自らの人生への情熱と、皆さんに楽しんでもらおうと製作した数々の作品を讃えてほしいと思っていることでしょう」

バリス氏は第二次大戦後、兄弟と共にロサンゼルスに「Barris Brother's Custom Shop」をオープンさせ、目を引く仕事ぶりによって南カリフォルニアのクルマ業界でみるみる有名になった。その後、彼らの手掛けた美しく高度な改造車はエンターテインメント業界でも人気を集め、「バリスカスタム」の名は不動のものとなる。

バリス氏の手掛けた最も有名な作品である「バットモービル」は、2013年にバリス氏自身により世界最大級の名車オークション、バレットジャクソンに出品され、462万ドル(約5億7,000万円)で落札された。バリス氏は他にも「マンスターズ(The Munsters)」など米国のテレビドラマ・シリーズに登場する多くの車両を手掛けている。日本でも人気が高い「ナイトライダー(Knight Rider)」に登場するナイト2000(Knight Industries Two Thousand、KITT)も彼の手によるものだ。

最後に、バリス氏のご家族そして、ご友人の方々に心よりお悔やみを申し上げる。


By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー