【SEMAショー2015】トヨタ、サーキット仕様とオフロード仕様のミニバン「シエナ」を公開!
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トヨタが今年のSEMAショーに出展した多様なクルマの中に、2つのミニバン「シエナ」があった。1台は既に画像が公開されていて、今回その詳細が初めて明らかにされたオフロード仕様車で、もう1台は全く新しいサーキット仕様のショーカーだ。

会場で初めて発表されたショーカーの「Rチューンド・コンセプト」(上の写真)は、アフターマーケット・チューナーの「DG-Spec」と協力して造られた。ホイールやタイヤ、ブレーキ、ショックアブソーバー、スプリング、ディファレンシャルがサーキット走行向けのパーツに交換され、トリムや装備を除去した車内には、ロールケージとレーシングバケットシートが装着されている。3.5リッターV型6気筒エンジンと6速オートマチック・トランスミッションは、市販モデルから特に手が加えられていないそうだが、トラクション性能は上がっているという。トヨタによれば、このシエナは南カリフォルニアのウィロースプリングス・レースウェイにある「The Streets of Willow Springs」と呼ばれる1.8マイル(約2.9km)のコースで、1分27秒というタイムを記録したとのこと。これは、シボレー「カマロSS」よりも1秒も速かったそうだ。パワートレインがノーマルのままということを考えると、この記録は目を見張るものがある。その対決の模様は文末の映像で確認できる。


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Rチューンド・コンセプトと一緒に展示されたのが、世界の険しい道のりをトヨタのクルマで走破していく「Ever-Better Expedition」という同社のプロジェクトに起用されている、「アルティメート・ユーティリティ・ビークル(UUV)」だ。これについては、今年6月に初めてその姿を少しだけ画像で確認できたが、今回ようやくその全貌が公開された。4WDピックアップトラックの「タコマ」のシャシーをベースに、改造したシエナのボディを載せられている。オフロード走破性を高めるため、サスペンションのトラベル量は15.75インチ(約40cm)に引き上げられ、22インチの大径ホイールを装着。インテリアは市販車のシエナとほぼ同じに見えるが、内部はタコマの駆動装置を動かすために変更されている。さらに、モバイルのサテライトTVレシーバーや、60インチのLEDスクリーン、17インチのダッシュボード・ディスプレイ、2,500ワットのJBL製オーディオシステム、オンボードWi-Fi、大量のUSBポート、高画質のナイトビジョンカメラ・システムを搭載する。

2台の一風変わったシエナを、写真と映像でチェックしてみよう。




By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー