ヒュンダイ、高級ブランド「ジェネシス」の立ち上げを発表
ヒュンダイが新たに高級車ブランド「ジェネシス」を立ち上げ、グローバル市場に挑む。何年も前から車種名の「ジェネシス」がブランドとして独立するという噂はあったが、ついに今月4日、韓国最大の自動車メーカーは「ジェネシス」ブランドを2015年12月に立ち上げると発表した。

今回の発表によれば、「ジェネシスはヒュンダイ・ブランドと差別化するため、独自のデザイン、羽型の新たなエンブレム、ネーミング戦略、顧客サービスを確立する」とのこと。

ある韓国メディアによれば、12月のブランド立ち上げと同時に「エクウス」の後継モデルとなる「G90」が発表になるという。その後もジェネシスを象徴する頭文字の「G」を名前の頭つけて新モデルを展開していく方式を採るそうだ(ちなみに、インフィニティは現在「G」の車名を使ってはいない)。現在「ヒュンダイ ジェネシス」と呼ばれているセダンは「G80」に、新たな中型セダンは「G70」となる。また、そのラインナップには、ラグジュアリーSUVとスポーツクーペが加わり、2020年までに計6モデルが展開される予定だ。後輪駆動の中型セダンは2017年下半期に発売が見込まれている。

ジェネシス・ブランドのアイデンティティをしっかりと作り上げるため、ヒュンダイは「プレステージ・デザイン・ディビジョン」というデザイン部門を新設するという。2016年中頃にはアウディベントレーランボルギーニ、セアト、シュコダといったフォルクスワーゲン・グループのブランドでデザインディレクターを務めていたルク・ドンカーヴォルケ氏がこの部門を率いることになり、ヒュンダイ自動車グループのデザイン総指揮を兼任する起亜自動車のペーター・シュライヤー社長がこれを監督するという。

ジェネシスは、まずは北米、中国、韓国、中東で展開し、ブランドの成長に伴い欧州や他のアジア諸国にも市場範囲を広げていくとのことだ。

ヒュンダイ自動車のヤン・ウンチョル研究開発担当副会長は、「ジェネシスのモデルは技術革新や卓越したドライビングパフォーマンス、高級感を顧客に提供する。ジェネシスの全モデルは、私たちの顧客のニーズを念頭に置いて造られるため、結果として、出来上がったクルマは、完璧に彼らのニーズに応え、一切の無駄や過剰を排除したものになるだろう」と語っている。今回の発表の全文(英語)はこちらをどうぞ。


By Steven J. Ewing
翻訳:日本映像翻訳アカデミー