シリーズ初のPS4用ソフト、『グランツーリスモSPORT』発表!(ビデオ付)
人気ゲームシリーズ『グランツーリスモ』の最新作となる『グランツーリスモSPORT』が、現在開催中の「パリ・ゲームウィーク」で発表された。

この『グランツーリスモSPORT』は、『グランツーリスモ7』(GT7)ではない。つまり、これまでのシリーズの単なる続編ではない。よりスケールが大きく、より野心的な作品となっている。シリーズ初のプレイステーション4用ソフトとなることで、収録されるマシンやコースが増えるだけでなく、グラフィックの画質も向上する。シリーズの生みの親である山内一典氏は、レーシングゲームの遊び方だけでなく、レーシングゲームをプレイする理由すら変えることを目指しているという。

GTシリーズは、最大のライバル『Forza Motorsport』と並び、現実世界のモータースポーツ業界をスポンサーとしてきた。しかし、最新作ではさらに強固な協力関係を築いたようだ。開発元のポリフォニー・デジタルは、FIA(国際自動車連盟)の協力の下、『グランツーリスモSPORT』でチャンピオンに輝いたプレイヤーにFIAから本物の賞を授与するという。公式サイトによると、ゲームではFIA認定の選手権が2つ開催される予定だ。1つは「ネイションズ・カップ」で、こちらはプレイヤーが母国を代表してレースを行い、もう一方の「マニュファクチャラー・ファン・カップ」では自分の好きな自動車メーカーを代表してレースをする。それぞれの選手権でチャンピオンに輝いたプレイヤーは、現実のモータースポーツでチャンピオンを獲得した選手と同様、FIAのセレモニーで表彰されるとのこと。つまり、『グランツーリスモSPORT』は、プロ・ゲーマーが競い合う人気ゲーム『League of Legends』などのように、エレクトロニック・スポーツとしてプレイできるようになっているのだ。

山内氏は、本作をモータースポーツの「再誕」であると比喩的に表現し、「モータースポーツの次の100年」を生み出すためのゲームと定義している。かなり高い目標設定であることは間違いないが、『グランツーリスモSPORT』はプレイヤーに現実世界での栄誉を授けるだけでなく、さらに多くのものをもたらすだろう。

さらに、『グランツーリスモSPORT』は、レーシングゲームの人気作としては初めてヴァーチャル・リアリティでプレイ可能であることも発表された。つまり、『オキュラス・リフト』のようなヘッドセットを使用する「プレイステーションVR」に対応しているのだ。詳細は限定的にしか明らかにされていないが、Autoblogの姉妹サイト『Engadget』によると、本作がVR対応になったのは、ソニーがこの技術にどれほど本気で取り組んでいるかの表明であり、プレイヤーには現時点で最大級の没入感を味わってもらいたいという意志でもあるという。

『グランツーリスモSPORT』は2016年初旬にベータテストが開始される予定。まずは「パリ・ゲームウィーク」で初公開されたトレーラー映像をご覧いただこう。




By Brandon Turkus
翻訳:日本映像翻訳アカデミー