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横浜ゴムは東京モーターショーで2つの発表を行った。1つは2016年から全日本スーパーフォーミュラ選手権シリーズに「ADVAN」レーシングタイヤをワンメイク供給すること。そしてもう1つは、今年7月から開始したバークレイズ・プレミアリーグ「チェルシーFC」とのパートナーシップを記念して、チェルシーFCのロゴ入りタイヤを発売すること。これに合わせて、横浜ゴムのブースにはチェルシーFCのマネージング・ダイレクターを務めるクリスチャン・パースロー氏と、全日本レースプロモーションの取締役社長である中嶋悟氏が登場した。

スピーチを行った野地彦旬社長は1980年代後半に、当時の国内最高峰フォーミュラ・レース、F3000に供給するタイヤの開発を担当していたという。この頃は、F3000のドライバーだった中嶋悟氏と、同じくF3000にタイヤを供給していたブリヂストンに「結構いじめられた記憶がある」そうだ。その後、横浜ゴムはF3000の後継シリーズとなるフォーミュラニッポンにもタイヤを供給してきたが、1997年に他社製タイヤのワンメイクとなったことで開発を終了。今回は約20年ぶりに国内トップフォーミュラへ復帰することになった。

その理由としては、SUPER GTに供給しているタイヤがフォーミュラに近いものになっていること、フォーミュラ系タイヤの開発が20年近くも止まっていたこと、そしてトップフォーミュラ用タイヤを開発していれば、他のどんな分野で供給のオファーがあっても対応していけるということなどが挙げられるという。何より開発執行役員の野呂政樹氏が「是非やりたい」と言ったからと野地社長は語る。「そこで、Bライのダートラやジムカーナ用タイヤの開発も、しっかりやるんですよと条件を付けて」承認したそうだ。

かつて横浜ゴムと野地社長を「いじめた」中嶋悟氏は、2016年4月の全日本スーパーフォーミュラ選手権開幕に向けて「色々なテストをして、素晴らしいレースが出来ることを誓います」と述べた。




チェルシーFCのパートナーシップに関しては、オファーがあったとき「これ、マジで?」という感じだったと野地社長は言う。だが、「共にグローバルを目指そう」という理念が一致、クルマ好きだけでなくサッカー・ファンにもヨコハマタイヤを知ってもらいたいというこでこの契約が決まったそうだ。クリスチャン・パースロー氏は、「横浜ゴムは素晴らしい技術と高い志を持った企業。我々と一緒に世界に出て欲しい」と語った。

このパートナーシップを記念して、横浜ゴムはタイヤサイドにチェルシーFCのロゴを刻印した「BluEarth-A CHELSEA FC EDITION」を発売。10月29日から11月30日まで期間限定で注文を受け付ける。日本だけでなく欧州、アジア、南米などで順次限定発売するという。サイズは225/45R17、205/55R16、195/65R15の3種類。愛車の足元をプレミアリーグ並みのフットワークにしたい方、ご注文は横浜ゴム系列のタイヤショップ「タイヤガーデン」「グランドスラム」まで。


横浜ゴム 公式サイト
http://www.yrc.co.jp