MotoGP2015 MALAYSIA
3連戦最後のレースとなった第17戦マレーシアGPは、フリー走行、予選と好調だったRepsol Honda TeamのD・ペドロサが、その走りを決勝で見事に再現し、今季2勝目を挙げた。ホールショットを奪ったペドロサは、序盤はチームメートで2番手スタートのM・マルケスや、Movistar Yamaha MotoGPのJ・ロレンソ、V・ロッシとトップグループを形成。中盤にはロレンソとの一騎打ちとなりますが、後半は引き離して独走となった。

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今回のマレーシアGPでグランプリ出場回数最多の329回を迎えたV・ロッシは、経験の中で最も劇的なレース展開となった。3番手グリッドから好スタートを切り、ペドロサ、マルケスに続く3位で第1コーナーに進入。ロレンソが追い上げてくると、すぐに対応したが、次のラップでは先行を許し、その後はマルケスにぴったりとつけ、今世紀最大とも言えるような激しいバトルへと展開。

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ロッシとマルケスは4ラップにわたって、互いにフェアリングをぶつけ合いながらのハード・バトルでコーナーごとに順位を入れ替え、7ラップ目の13コーナーで接触しマルケスが転倒。ロッシはそのまま走行を続け3位を獲得。
第13コーナーでの接触について大会主催者は、ロッシに対して3ポイントのペナルティを課し、次回、バレンシアGPでグリッド最後尾からのスタートが義務づけた。

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Repsol Honda Team ダニ・ペドロサ選手談(優勝)
「とてもいいグランプリとなり、とてもうれしいです。金曜日からいい感触がありました。レースウイークをうまく進められました。なによりも、すべてのセッションでいい走りができるマシンがありました。このサーキットで行った2月のテスト時のセットアップが、とても役立ちました。チームをはじめ、いつもサポートしてくれる人たちのことを思うと、この優勝はとてもうれしいです。今年は大変な年でしたが、うまくリカバリーできました。このような形で3連戦を終えられてとてもうれしいです」

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Movistar Yamaha MotoGP J・ロレンソ選手談(2位)
「非常にハードなレース。ダニとの距離を縮めようと全力を尽くしたが、正直なところ、彼のペースは驚くほど速かった。速く、安定していて、マシンを完璧に乗りこなしていたので、ブレーキングで前へ出るのは難しかったんだ。結局2位になったが、これでポイント差を縮めることができたのだから評価したい。マルクとバレンティーノとのバトルを見ていて、アクションが非常に大きいことに驚かされた。大会主催者の判断を尊重する」

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V・ロッシ選手談(3位)
「接触の原因はマルケスもわかっているんだ。ヘリコプターからの映像を見ても、僕が彼を転倒させようとしたわけではないことがはっきりとわかる。僕はただ、ラインを外側へ外させて減速させ、遅らせようとしただけ。僕はコーナーではらみ、減速し、ほとんど止まりそうになるほど。あのときには彼を見て"どういうつもりなんだい?"と言いたかったよ。そしてそのあと、とうとう接触してしまった。彼の右脇が僕の脚に当たり、足がステップから外れてしまった。ヘリコプターの映像を見れば、僕の足がステップから外れたとき、マルケスがすでに転倒していたことは明らかなんだ。僕は彼を蹴るつもりなどなかったし、もしもモトGPマシンを蹴ったとしても、とても重いものだから転倒などするはずがない。僕は決して、彼を故意に転倒させようとしたわけではなくて、彼の行動に反応しただけ。もちろんキックもしていないよ。僕はただ、ホルヘとチャンピオン争いをして、強いほうが勝つことを目指すだけ。決してマルケスを転倒させたかったわけではない。チャンピオンシップはまだ終わっていないので、バレンシアで最善を尽くす」

■ホンダ 公式サイト
http://www.honda.co.jp
■ヤマハ発動機 公式サイト
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