電動バイク・メーカーのミッション・モーターサイクルズ、倒産はアップルによる技術者の引き抜きが一因と主張
前途洋々と思われた電動バイクメーカーのMission Motorcycles(ミッション・モーターサイクルズ)社だったが、残念ながら今年の9月に倒産を発表。その際に「我々はいかなる種類の現金(または)収益も得ていない」と語っていた。しかし現在、同社は経営が破綻した原因について、会社が危機的状況を迎えている時期に、Appleがトップエンジニアを引き抜いたのが一因であると主張している。

ミッション社は『ロイター』 の取材に対し、主要なエンジニア2人がAppleに転職してしまった後、投資家が重要な資金提供を撤回したため、間もなく資金が底をついてしまったと語った。「ミッションには素晴らしい技術者が大勢いました。Appleはそれを知っていたのです。Appleは彼らを手に入れたいと考え、それを実行に移しました」と、デレク・カウフマンCEOは述べている。

Appleはこれまで自社で電気自動車の開発に取り組んでいると認めたことは一度もないが、有力自動車メーカーから度々エンジニアの引き抜きを行っていると報じられている。テスラのイーロン・マスクCEOは最近、「Appleは我々が解雇した人材を雇用している」と同社のやり方について苦言を呈した

とは言え、ミッション社はクールでハイパフォーマンスな電動バイクを開発していたにもかかわらず、ライバルのZero Motorcycles(ゼロ・モーターサイクルズ)のように安定した投資家を見つけることが出来なかったことを認めている。また、同社は倒産する以前から、共同設立者の1人を告訴したり、何度となく生産遅延を起こしたりするなど、明らかにトラブルを抱えていた。

注:この記事はAutoblogの姉妹サイト、米『Engadget』のSteve Dent記者による記事を転載したもの。

By Engadget
翻訳:日本映像翻訳アカデミー