ルノー、建築家ル・コルビュジエの没後50年を記念したコンセプトカー「「クーペ・コルビュジエ」を公開!
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ルノーは、フランス人建築家で芸術家でもあったル・コルビュジエ(1887-1965)の没後50年を記念して、実に華麗なコンセプトカーを作り上げた。「クーペ・コルビュジエ」と名付けられた、美しく極端にルーフが低いこのクルマは、間違いなく記憶に残ることだろう。同車は現在、パリ郊外のサヴォア邸で開催されている20世紀と21世紀の自動車とモダニズムをテーマとする展示会「Cars for living: the automobile and modernism in the 20th and 21st centuries」(2015年10月22日~2016年3月20日)で公開されている。

ルノーは、クーペ・コルビュジエが将来の市販車につながるものではなく、同ブランドのデザイナーたちが新たな創造性を探るための、純粋なエクササイズだと明言している。この考えのもと、ル・コルビュジエの提唱したモダニズム建築の手法をクルマのデザインに取り入れたところ、驚きの作品が完成した。まず、四方向からバーが斜めに行き交うフロントグリルに目を奪われる。フロントホイールの周りは、シルバーのボディとの視覚的コントラストが見事だ。一方リアは、張り出したフェンダーとテールエンドに伸びるルーフが印象的。これだけ素晴らしい仕事が出来るのだから、デザイナーたちにルノーは普段からもっと多くの自由を与えることを考えるべきだろう。

このコンセプトカーは専らデザインの習作なので、パワートレインについての言及はない。フランスで実車を目にすることが難しい日本の読者のために、華麗なクーペ・コルビュジエの画像をご用意したので、是非ご覧いただきたい。


By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー