カタログに記載のモード燃費にくらべ、実際の走行では、燃費が悪化することが多い。そんな燃費悪化を食い止めるためにはどのようなことをすれば良いのか。

先日行われたメディア対抗ロードスター4時間耐久レースでは、Autoblogチームは燃費向上ために、いろいろな工夫を行い、初参戦で13位という快挙!? を成し遂げた。

そこで、レースでの工夫が、一般道での走行での燃費向上に生かせるか考えてみた。
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その1:まずは、ガソリン満タン!

今回の耐久レースでは、ガス欠も予想されていたため、なるべく多くの燃料を入れておく必要があった。

一般道では、ガソリンを多く入れるとその分余計な荷物を載せることと同じく、燃費悪化につながる恐れもある。

しかし、最近はガソリンスタンドが閉鎖されていることも多く、ナビで事前に確認していてもガソリンスタンドがないということも予測される。

給油するためだけにガソリンスタンドまで走行するという無駄な燃料消費を無くすためにも、給油する際は満タン給油をオススメしたい。


その2:空気圧の最適化!

レースでは、転がり抵抗を減らしたい反面、しっかりとしたグリップ性能も求めたい。こまめなエアーチェックは重要だ。

一般道でも適切な範囲で空気圧が高ければ、燃費向上が期待できる。高めすぎることも問題があるが、規定値上限に合わせておくと良いだろう。


その3:押して移動!

レースでは、出走前にガソリンをなるべく使わないように、ピットロードまで押して移動した。

公道で押して移動することはできないが、走る時以外はエンジンをかけないということを心がけると無駄な燃料消費が抑えられるだろう。

まれに、スーパー等の駐車場の出口でエンジンを切って惰性で移動しているクルマなどを見かけるが、アイドリングストップ機能が付いたクルマ以外で、自分自身でのエンジン停止時はステアリングやブレーキのアシスト機能がオフされているので、その操作は細心の注意が必要だ。

知人で、エンジン停止時に思いのほかブレーキ操作が重くなり、前のクルマに追突した人もいるので、セルフアイドリングストップでの惰性移動はあまりお勧めしない。


その4:編集長用の特別シートベルト!!

今回の出場ドライバーの中で、ダントツ編集長のボディサイズが大きかったので、他のドライバーと同じベルトではドライバーチェンジの時間がかかりすぎるということで、あらかじめ、編集長用と他のドライバーと2つのベルトをセッティングしておいた。

おかげで、ロスタイムがなくスムーズなドライバーチェンジが可能となった。

公道では、ドライバーチェンジすることもあまりないが、エンジンをかける前にシートポジションを調整したり、シートベルトを調整したりしておけば、無駄なアイドリングをする時間も減るだろう。

昔のクルマは水温計が少し動くまでアイドリングしてから出発するなんていうこともあったが、今のクルマでは暖気運転は不要で、ゆっくり走り出せば暖気運転効果も兼ねられる。

エンジンをかけたらすぐ出発ということを心がけると良いだろう。