ドミノ・ピザ、シボレー「スパーク」をカスタマイズした配達車を発表
米国でドミノ・ピザを注文する機会があったら、配達車に注目してみよう。腹を空かせた客に出来たての熱々ピザを届けるべく、同社は専用の小さなクルマを作ったのだ。その名も「Domino's Delivery Expert(DXP)」、つまり「ドミノの配達名人」だ。シボレー「スパーク」をベースにしたこの小型ハッチバックには、完璧なピザを配達するための機能が満載されている。

DXPに配達を任せれば、どんな場所にも湯気が立つほど熱いピザを届けることができる。これは車体に施された最大の改造ポイント、運転席の後ろにある温め専用オーブンのおかげだ。車外から出し入れできるオーブンの保温温度は最高60度まで設定可能で、配達する間もピザを最適な温度に保つことができる。この中には、温めたプレートを入れるオリジナルの「ヒートウェーブ・バッグ」が2個収容できるという。また、車内は乗員を1名にすることで豊富な収納力を実現し、滑りにくく手入れも簡単な表面素材を内装に使用しているとのこと。同社によると、このクルマには80枚ものピザを積むことができるそうだ。これならちょっとしたパーティへの配達にも対応できそうだ。

外観はスパークの面影をしっかり残しつつも、巧妙な仕掛けが追加されている。屋根に取り付けられた"配達中"の光るサインや、ドミノ・ピザのロゴを地面に照らし出すパドルライトなどだ。さらにボンネットやピラー、後部のドアは、同社のロゴマークと同じ赤と青のカラーリングで彩られている。ピザに関連する変更点ばかりを紹介したが、パワートレインは1.2リッター直列4気筒エンジンとCVT(無段変速機)を搭載している。

DXPの開発には、エンジニアリング会社のRoush Enterprisesや、GMの元幹部であるケネス R.ベイカー氏が関わっており、ミシガンに拠点を置く3社のコラボレーションとなっている。このアイデアの元は、新興メーカーのローカルモーターズと共同で究極のピザ配達車を募ったクラウドソーシングから生まれた。DXPはワンオフモデルではなく100台が製造され、米国の25の州に登場する予定だ。どの州なのかは同プロジェクトの特設ウェブサイトで確認できる。残念ながら米国限定のようだが、いつかは日本には上陸するかもしれない。詳細はプレスリリース(英語)をどうぞ。


By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー