【レポート】ボルボ、新型コンパクトCUV「XC40」を2018年に投入か?
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何年もの間、しかるべきプラットフォームを模索してきたボルボが、いよいよコンパクト・クロスオーバー市場に参入する準備を始めた。内部関係者が自動車メディア『Automotive News Europe』に語った話によると、同社の新しい「コンパクト・モジュラー・アーキテクチャー(CMA)」を採用する新型CUVが、「XC40」として2018年初旬に登場する予定だという。

このCMAプラットフォームは、ボルボとその親会社である中国の自動車メーカー、吉利(ジーリー)が共同開発したもの。これは、2019年までにボルボ・ブランドのラインアップを刷新するという方針に向けた戦略の1つだ。XC40の投入から約1年後には、ハッチバックの「V40」とオフロード風に仕立てられた「V40 クロスカントリー」(写真)の後継モデルがそれぞれ登場するとのこと。ボルボのホーカン・サムエルソンCEOは新たなコンパクトカーについて、「他メーカーのエンジンに頼ることはせず、我が社の新たなエンジン・プログラムによる3気筒と4気筒を搭載する」とコメントしている。さらに、プラグイン・ハイブリッド車も追加され、2020年には自律走行技術がオプションに加わるそうだ。

興味深いのは、今回の内部情報が今夏に噂された内容とは逆であるということだ。同社のエグゼクティブは当時、まずV40を2017年に投入し、続いて2018年にXC40を送り出すと話していた。昨今高まるCUV人気を考慮し、最初に人気車種を市場に投入するよう計画が変更されたのかもしれない。

ボルボの新たなラインアップは、コアとなる「40」「60」「90」シリーズのセダン、ワゴン、クロスオーバーという9モデルに加えて、いくつかのクロスカントリー・バージョンが用意される見込みだ。新型「XC90」より採用が始まっている「スケーラブル・プロダクト・アーキテクチャー(SPA)」は2クラスの大型モデルに、CMAは小型モデルに用いられることとなる。ボルボはこの大々的な投資により、年間の全世界販売台数を80万台に乗せたい構えだ。


By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー