トヨタ「プリウス」とホンダ「シビック」がグリーン・カー・オブ・ザ・イヤーの最終候補に! ディーゼル車は1台も選ばれず
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グリーン・カー・オブ・ザ・イヤーが新しい時代に移行した。創設されてから過去10年間、この賞のテーマは、代替パワートレインを持つクルマを広範に見て、最も環境性能に優れたクルマを選ぶことだった。これまでフォルクスワーゲン(VW)グループの"クリーンディーゼル車"は、最終選考に何度も残り、2度受賞している。しかし、11月に開催のLAオートショーで配布される2016年版の候補車リストには、1台もディーゼル車がない。これは現在の状況を考えれば、特に不思議なことではないだろう。

選考委員によって選出された同賞を授与する米国自動車雑誌『Green Car Journal』は、VWグルーブ製の2モデルから過去の受賞をはく奪しなければならなかった。タイトルを失ったのは、2009年グリーン・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した2009年型VW「ジェッタ TDI」と、2010年に受賞した2010年型アウディ「A3 TDI」の2台。ご存知のとおり、世界中で販売されたVWグループのTDIエンジン搭載車に"不正デバイス"が使用されていたことが発覚したためだ。

2016年グリーン・カー・オブ・ザ・イヤーの最終選考に残ったのは、電気自動車が2台、ハイブリッド車が1台、そしてガソリン車が2台となっている。電気自動車はアウディ「A3 e-tron」シボレー「ボルト」の2台で、新型トヨタ「プリウス」(次期型「プリウスPHV」も追って投入予定)が唯一の純然たるハイブリッドだ。そして、ホンダ「シビック」ヒュンダイ「ソナタ」という低燃費ガソリン車2台という顔ぶれである。

今回で10回目を迎えるグリーン・カー・オブ・ザ・イヤーだが、今後ディーゼル車がこの舞台に戻ってこられるか、気になるところだ(念のため記しておくと、2013年の最終選考にもディーゼル車は残らなかった)。しかし今は、上記の中からどのクルマが受賞するか、11月19日の結果発表を楽しみにしよう。皆さんのご意見も是非、コメント欄で聞かせていただきたい。ファイナリストの詳細についてはプレスリリース(英語)をどうぞ。


By Sebastian Blanco
翻訳:日本映像翻訳アカデミー